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2006 年度 実績報告書

日米3集団の潜在性動脈硬化症危険因子に関する国際疫学共同研究

研究課題

研究課題/領域番号 17209023
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

上島 弘嗣  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (70144483)

研究分担者 柏木 厚典  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (20127210)
三ッ浪 健一  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (10127037)
村田 喜代史  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (20127038)
堀江 稔  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90183938)
岡村 智教  滋賀医科大学, 医学部, 助教授 (00324567)
キーワードEBCT / IMT / ゲノム / リスクファクター / 日米比較
研究概要

本研究課題は、2001年より滋賀医科大学とピッツバーグ大学が共同で行っている日米の40歳代男性の動脈硬化進展度の比較に関連した研究課題である。日本人の方が血圧・喫煙率が高く、食生活の欧米化に伴い、40歳代日本人のコレステロールレベルは米国白人と同程度になっている。このような条件の下で、これまでに動脈硬化の進展度を電子ビームCTによる冠動脈石灰化および頚動脈超音波検査による内膜中膜肥厚などの指標を用いて日米で比較したところ、古典的危険因子が日本人で不利であるにもかかわらず、米国人の方が動脈硬化ははるかに進展していることが明らかになった。即ち、日本人の古典的危険因子以外の何らかの環境因子が動脈硬化の進展を抑制しているものと考えられる。
そこで、更に年齢層を50歳代・60歳代にまで拡大して動脈硬化進展度およびそれに影響を与える危険因子・予防因子を探ることにより、心筋梗塞をはじめとする動脈硬化性疾患を予防するための方策を明らかにすることが本研究課題の目的である。平成18年度は、当初の計画に沿って150例(50〜60歳代)の調査を実施した。また、今年度の研究成果として、上述の日米比較研究のデータを用いて、動脈硬化進展度の日米比較および関連する要因についての成果発表を行ったこと(研究発表の項参照)、国際動脈硬化学会・米国心臓協会をはじめとする国内外の学会でこれまでに明らかになった知見を成果発表すると共に情報収集活動を積極的に行い、新たな環境因子についての情報を得たことが挙げられる

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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