研究課題
基盤研究(A)
体内に留置した微小な静磁石を、高性能な磁場センサを複数個もちいて、磁場を逆解析することで、立置を特定するシステムが完成させた。18年度にFG素子からMIセンサに磁場センサを変更すること、センサ面より120ミリの範囲を安定して目的磁石の位置解析がおこなえるようになった。京都府立医科大学病院手術室第1室に磁場の影響の少ない液晶大型モニターを2台装置した。臨床データ記録用のビデオシステムを同室に装置した。これにより、内視鏡画像をそのままに投影して制御できるようになった。従来存在した磁場の解析をもちいた医療システムは、複数の変動する強力な磁場を、ひとつの磁場センサを有線で内視鏡やカテーテルに内蔵することにより、医療的な意義を達成したものであった。今回のわれわれの研究テーマは、「静磁場の逆解析」をもちいて、「Free」で体内に留置された磁石を、リアルタイムで位置解析を行い、内視鏡画面に位置表示をしながら手術を支援するというアイデアを最新の磁場解析技術と画像工学の技術で達成したものである。根幹のアイデア「微小肺腫瘍追尾手術システム」は平成20年5月16日日本国特許第4125449号を取得、また、当該システムの器具制御としてのタッチパネル画像制御については遠隔操作システム特願2006-166381、JST支援課題として、PCT/JP2007/062147として産業財産権として結実を目指す。期間内に 豚実験での実証実験までは達成できた。しかしながら、MIセンサによる、磁場ナビゲーションシステムでの臨床応用はできておらず、今後、さらなる洗練を重ねて上で達成したい。
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