研究課題/領域番号 |
17209070
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研究機関 | 日本赤十字看護大学 |
研究代表者 |
守田 美奈子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (50288065)
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研究分担者 |
朝倉 隆司 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (00183731)
吉田 みつ子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 准教授 (80308288)
遠藤 公久 日本赤十字看護大学, 看護学部, 准教授 (40221816)
奥原 秀盛 静岡県立大学, 看護学部, 准教授 (60288066)
福井 里美 山梨大学, 医学部・看護学科, 講師 (20436885)
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キーワード | がん / サポート・プログラム / サポート・ニード / サポート・センターモデル |
研究概要 |
昨年の研究をもとに、今年度はサポート・プログラムの企画を進め、運用・評価を行った。具体的には以下のとおりである。 1がんサポート・ルームの運用と評価 ・平成18年度の研究内容をもとに、がんサポートプログラムモデルを検討した。それを土台に平成19年6月〜平成20年3月まで、「がんサポート・ルーム」を開設した。プログラム内容は(1)サポートカフェ、(2)ハンド&フットケア、(3)サポート・グループ、(4)患者学セミナー、(5)ソフト・ヨガ,(6)ニュースレターの発行、の5つであった。それぞれのプログラムを月1回から2回程度開催した。がんサポート・ルームへの研究参加者は、がん患者47名、家族3名であった。 ・それぞれのプログラムへの参加者に対し、開始前後にPOMS,アンケート調査を行いプログラム評価のためのデータ収集を行った。 ・各参加者に対しサポート・ルームへの参加前、4か月後の時点でQOLを問うために、MACにより、プログラム評価のためのデータ収集を行った。 ・プログラム担当者、参加者の双方にインタビューを行い、質的側面からのデータ収集を行った。 2)一般市民を対象としたがんや健康に関する意識調査の結果分析 がんに対する一般市民の意識や対処行動に関する調査結果に関する(484名から返送があり回収率は約48%)、結果の分析を継続した。 3)成果発表 ・平成17.18年度に行った「がん患者団体調査の結果」、および「イギリス・アイルランドのサポート組織に関する調査結果」について、成果発表を行った。
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