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2005 年度 実績報告書

途上国における特別支援教育開発の国際協力に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17252010
研究機関筑波大学

研究代表者

中田 英雄  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (80133023)

研究分担者 草野 勝彦  宮崎大学, 教育文化学部, 教授 (20040991)
鳥越 隆士  兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (10183881)
山本 淳一  慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60202389)
岡川 暁  日本福祉大学, 情報社会科学部, 教授 (10233305)
河合 康  上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (90224724)
キーワードインドネシア / 授業研究 / 知的障害養護学校 / 障害児体育 / ウズベキスタン / 聾教育 / ジンバブエ
研究概要

1)スラバヤ国立大学附属養護学校における授業研究の実施
インドネシア教育省特殊教育局の支援を得て、平成17年8月4日から14日にスラバヤ国立大学附属知的障害養護学校で日本の教育モデルである授業研究をスラバヤ国立大学特殊教育学科と共催した。日本側からは、中田英雄のほかに分担者4名と協力者として現職の養護学校教員3名の合計8名が参加した。日本側とインドネシアの教員は指導案を作成し、それぞれが算数の授業研究を行い、授業直後に研究協議会を開いた。つぎに両国の教員が協働で指導案を作成し、体育の協働授業を行い、直後に研究協議会を開いた。インドネシア側の参加者は校長、教員、大学教員、大学生、保護者など120名であった。終了後のアンケート結果から、授業研究がインドネシアで有効であることを確認することができた。現地の新聞とテレビで授業研究が紹介された。
2)バンドン市における障害児体育の調査
研究分担者の柿山哲治は平成17年9月16日から26日にインドネシア共和国バンドゥン市の盲学校、知的障害養護学校、普通小学校、インドネシア教育大学を訪問し、盲学校、養護学校、普通小学校で体育授業を調査した。インドネシア教育大学では、障害児体育の模擬授業、教員および大学院生にセミナーを行った。
3)ウズベキスタンにおける聾教育の調査
研究分担者の鳥越隆士ほか2名は平成17年12月13日から24日までウズベキスタンの聾教育について現地調査を行った。タシケント聾学校を訪問し、授業参観や関係者へのインタビューを通してカリキュラムや指導内容、教材等について調査した。聾教育関係者(教育大学および聾学校で)を対象にセミナーを実施した。
4)ジンバブエの障害児学校訪問
中田英雄ほか1名は平成17年11月4日から13日にハラーレ市内の盲・聾・養護学校を訪問し、教育協力のニーズを調査した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] Roles and Issues in Asian Society for Adapted Physical Education and Exercise2005

    • 著者名/発表者名
      Hideo Nakata
    • 雑誌名

      International Sport Science Congress

      ページ: 424-428

  • [雑誌論文] 障害児体育における授業研究方式による国際教育協力の試み2005

    • 著者名/発表者名
      中田英雄, 草野勝彦
    • 雑誌名

      日本体育学会第56回大会予稿集

      ページ: 191

  • [雑誌論文] インドネシアにおける障害児教育協力モデルの開発2005

    • 著者名/発表者名
      中田英雄, 竹内康二, 北村博幸ほか
    • 雑誌名

      人類働態学会会報 83

      ページ: 36-37

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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