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2005 年度 実績報告書

保存を前提とした歴史的建造物の活用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17254003
研究機関筑波大学

研究代表者

斎藤 英俊  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (30271589)

研究分担者 日高 健一郎  筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (30144215)
三宅 理一  慶應義塾大学, 大学院・政策メディア研究科, 教授 (70157618)
木村 勉  長岡造形大学, 造形学部, 教授 (60280608)
稲葉 信子  東京文化財研究所, 国際文化財保存修復協力センター, 室長 (20356273)
宗田 好史  京都府立大学, 人間環境学部, 助教授 (70254323)
キーワードヨーロッパ / 歴史的建造物 / 文化財 / 文化遺産 / 保存・活用 / 産業遺産 / 近代建築 / 国際研究者交流
研究概要

平成17年度は下記の調査・研究・成果発表を行った。
1.9月に斎藤、宗田ほか研究協力者3名で、イギリスにおいて、スウィンドンのイングリッシュ・ヘリテイジ資料センター、世界遺産「ブレナボン産業景観」、マンチェスターの産業科学博物館、世界遺産「リバプール海商都市」等の産業遺産の保存活用事例の調査を行った。
2.1月にイギリスよりイングリッシュ・ヘリテイジ産業遺産部門主任キース・ファルコナー氏、世界遺産「ブレナボン産業景観」プロジェクト責任者ジョン・ロジャー氏、リバプール市世界遺産担当ジョン・ヒンクリフ氏の3名の産業遺産に関する専門家を招聘し、「イギリスにおける産業遺産の保存と活用-保存を前提とした歴史的建造物の活用に関する研究」(東京都台東区)、「イギリスの産業遺産と富岡製糸場」(群馬県前橋市)の2つの講演会を開催。
3.1月に鳥海ほか研究協力者1名で、フランスにおいて、来年度の調査のための事前調査と資料収集を行った。
4.2月に斎藤、宗田、鳥海ほか研究協力者1名で、イタリアにおいて、テルニ市の旧小麦製粉工場、パピーニャ&ガーレット発電所、バイアーノ市の紡績工場、サン・シルベストロ鉱山博物館、ローマ市のチェントラーレ・モンテマルティーニ博物館の調査。産業遺産の調査および活用に関する研究を行っているICSIM研究所においてファリーニローマ大学教授、研究所職員および日本からの調査参加者による「産業考古学の保存と活用」に関するセミナー開催。
5.3月に木村ほか研究協力者2名で、福岡県大牟田市と熊本県荒尾市にまたがる三井三池炭鉱施設(万田坑、宮原坑、三池港等)の産業遺産の調査をおこない、福岡県、大牟田市、荒尾市の担当者や地元のNPOの出席による研究会において、ドイツ、イタリア、イギリスの産業遺産の保存活用事例の紹介を行った。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2012-09-24  

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