研究課題/領域番号 |
17254004
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研究機関 | ものつくり大学 |
研究代表者 |
白井 裕泰 ものつくり大学, 技能工芸学部, 教授 (40258926)
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研究分担者 |
田中 文男 創造学園大学, 芸術学部, 特任教授 (30406326)
小野 泰 ものつくり大学, 技能工芸学部, 助教授 (80364884)
藤田 香織 首都大学東京, 都市環境学部, 准教授 (20322349)
横山 晋一 ものつくり大学, 技能工芸学部, 助教授 (20406614)
六反田 千恵 共栄学園短期大学, その他(住居学科), 講師 (40269353)
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キーワード | ヴィエトナム / フエ / 院朝王宮建築 / 隆徳殿 / 修復計画 / 仮設建設 / 解体工事 / 部材調査 |
研究概要 |
1.第3次調査が、平成18年8月17日から9月1日まで行われ、素屋根および西側部材保存小屋を建設した。また8月21・22日に隆徳殿の北西角から北に6m、西に0.3mの位置で地下17.2mまでボーリングし、地質調査を行った。2.第4次調査が、平成19年2月26日から3月26日まで行われた。2月27日から3月5日まで素屋根南側に部材保存小屋、その南側に工作所、さらにその南側に工員休憩所がヴィエトナム人によって建設された。工員休憩所の南西側に監理事務所が日本人によって建設された。3.平成19年3月6日から18日まで隆徳殿の解体を行った。3月6日にヴィエトナム式の起工式を行い、解体は基壇を残してすべて解体された。解体部材は西側・南側保存小屋に格納された。4.平成19年3月19日から3月24日まで部材調査を行った。部材調査は基壇上で行い、調査内容は(1)部材寸法の実測(2)部材の新旧、刻書、補修必要の有無の確認(3)含水率の測定などであった。この部材調査によって隆徳殿修理工事における取替材・補修材の材積を求めることができる。5.隆徳殿の現状瓦の強度試験を奈良県窯業試験場で行い、強度の強化について検討を行った。6.フエ王宮建築の常時微動測定を行い、剛性評価の比較検討を行った。7.関連調査として、肇祖廟の実測調査を行い、平面・断面・立面図を作成した。8.隆徳殿の復原模型を作製した。その結果を踏まえて、フエ遺跡保存センターと復原案について協議を行う予定である。
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