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2008 年度 実績報告書

データ駆動型材料設計システムに関する基盤研究

研究課題

研究課題/領域番号 17300030
研究機関東京大学

研究代表者

岩田 修一  東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (50124665)

研究分担者 陳 迎  東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (40372403)
金田 保則  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (00262048)
キーワードデータ駆動 / 材料設計 / 設計手法 / データマイニング / 半経験的手法 / 第一原理計算 / ソフトウェアモデル / 材料メタデータ
研究概要

これまで実施したデータ、モデル、経験則を組みわせた順問題解法の整備、構造マップによる非明示的な解の創発例、特に構成要素と全体との間に存在する非明示的な関係を求める逆問題解法をWeb情報として集積整理した。具体的にはデータベースの実装と、以上の研究開発による特性・機能→構造・形態→構造要素の選定についての手順、設計手順を実行するためのプラットフォーム:データ駆動型材料設計システムの基本仕様、既往の知見を検索・検証するためのデータ記述、モデル記述、可視化・編集のためのインターフェイスの仕様、特性・機能→構造・形態→構造要素あるいは巨視的→微視的、集団属性→個別属性という設計問題の試行錯誤を高速化するための手法等の明示である。
以上の準備をインタラクティブな知的環境としてWeb上で提示し、4年間の成果の集約として、清華大学におけるSpringSchool、東京大学におけるAutumn School、キエフエ科大学におけるKyiv Schoolにおいて活用し、データ駆動型材料設計手法に関する評価を実施した。
例題としては、あえて環境調和型材料の設計をテーマとして選択し、新たな価値基準の参照に始まり、候補材料の探索、情報の不足を補うための利用可能な関連システムとの接続、そして、そのためのインターオペラビリティを確立し、新たなニーズに応えるため、データから新たな設計ルールを導出する試み、ルールの検証、人工物設計、データの不足を補完するためのビジネスモテルの検討などを実施した。こうした多面的な検討を基に、前年度に構想した進化する情報システムについての基本的な仕様を設定し、本格的なデータ駆動型材料設計システムについての設計書を作成した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考]

    • URL

      http://ilab.k.u-tokyo.ac.jp/tiki/(ID:guEST,Password:ena4eVa4)

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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