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2006 年度 実績報告書

論述式試験の採点システム構築に関する統計科学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 17300088
研究機関新潟大学

研究代表者

柴山 直  新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (70240752)

研究分担者 前田 忠彦  新潟大学, 統計数理研究所・データ科学研究系, 助教授 (10247257)
新田 克己  東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 教授 (60293073)
町村 泰貴  南山大学, 大学院法務研究科, 教授 (60199726)
野口 裕之  名古屋大学, 大学院教育発達科学研究科, 教授 (60114815)
藤本 亮  静岡大学, 大学院法務研究科, 教授 (80300474)
キーワード論述式試験 / 小論文 / 採点 / 自動採点 / 一般化可能性理論
研究概要

(1)新たな採点データの作成
平成18年8月23日-25日,東京:商事法務研究会会議室にて10名の採点者のもとに一人280枚の小論文答案を採点し新たな採点データを作成した。
(2)外的評価基準との照合
外的基準として法科大学院統一適性試験の客観的セクションのスコアを用い,採点結果の妥当性を相関分析ならびに一般可能性理論のもとで検討した。
(3)採点基準間の比較検証
人間が設定した基準による分析的評価結果,包括的評価結果,自動採点に基づく評価結果の相互の一致度および整合性に関する検討を行い,成果の一部は柴山・前田(2007)で発表した。
(4)評価システム構築法の整理
平成19年度にむけて,実際の試験制度内で実現可能な採点デザインのひな形を提案し,採点基準の望ましい設定の仕方に関する指針を与え,スコアの算出方法とその方法に基づく信頼性評価を整理した。
(5)テキストデータからの採点の自動化と採点基準の自動抽出の研究
藤田・新田(2007)に成果を発表した
(6)米国における論述型試験の採点・解析法等に関する資料収集
平成18年9月18日・19日に米国,ペンシルバニア州,ニュータウンにあるLSACを訪問し,論述試験の採点法・解析法,および選抜における利用法に関する資料収集と情報交換を行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 複数採点者による小論文評価に関する方法論的検討2007

    • 著者名/発表者名
      柴山直, 前田忠彦
    • 雑誌名

      JFL叢書 (法科大学院統一適性試験テクニカル・レポート2006) 12

      ページ: 119-131

  • [雑誌論文] 小論文の自動採点の試み2007

    • 著者名/発表者名
      藤田和恭, 新田克己
    • 雑誌名

      JLF叢書 (法科大学院統一適性試験テクニカル・レポート2006) 12

      ページ: 132-146

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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