研究課題
【目的】本研究の目的は、多列検出器型CT(MDCT)装置から得られる、造影・非造影の時相の異なる時系列3次元(異時相4次元)データを用いて、肺末梢の局所血流病態を客観的に分析・定量化することにより肺の病変の診断や手術支援をおこなうコンピュータ支援診断システムを開発することである。【実績】われわれの研究成果の概要は以下のとおりである。肺血流を評価するための末梢血管まで抽出可能な肺血管抽出アルゴリズムの開発を行い、これを用いた造影・非造影時系列3次元データを用いたサブトラクションアルゴリズムを開発した。さらに肺末梢の局所血流を可視化するアルゴリズムの開発をおこない臨床例を用いた有用性の評価をおこなった、これらの研究に加え、肺に病変が存在する場合を考慮した肺領域のセグメンテーション手法の開発や肺の気管支領域の抽出や気管支径計測アルゴリズムの開発をおこない、さらに詳細な肺機能評価が行えるようにすることをめざした。またこれらの結果を実装可能な三次元ビューアを開発し、我々開発したCADアプリケーションの実装をおこなった。
すべて 2008 2007
すべて 雑誌論文 (15件) (うち査読あり 9件) 学会発表 (3件)
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