研究課題/領域番号 |
17300201
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
佐藤 臣彦 筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 教授 (40092697)
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研究分担者 |
樋口 聡 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (30173157)
小林 日出至郎 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 助教授 (10195802)
新保 淳 静岡大学, 教育学部, 助教授 (30187570)
林 英彰 京都教育大学, 教育学部, 助教授 (10251050)
杉山 英人 千葉大学, 教育学部, 助教授 (40251186)
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キーワード | 身体教育 / スポーツ / 身体論 / 身体運動文化 / スポーツ科学 / 感性教育論 / スポーツメディア / スポーツエートス |
研究概要 |
本科研費研究の二年目である平成18年度においては、まず、研究代表者が、平成18年の7月(於:広島大学)と8月(於:弘前大学)に国内研究会を開催し、樋口聡氏と三原幹生氏がそれぞれ、「アートとスポーツをめぐる感性論的展望」および「学校体育における身体の形成をめぐって」というテーマで研究発表を行い、「アート」としてのスポーツの可能性や学校体育における教材としてのスポーツの歴史的変遷を明らかにした〔第一回および第二回国内研究会参加者:佐藤臣彦(筑波大学)、樋口聡(広島大学)、小林日出至郎(新潟大学)、新保淳(静岡大学)、杉山英人(千葉大学)、三原幹生(愛知教育大学)、木庭康樹(広島大学)〕。 また、平成19年の7月(於:箱根静雲荘)には、韓国釜山大学の権五輪先生らとともに日韓の体育哲学およびスポーツ哲学の現状について意見交換を行い、日韓における「体育」と「スポーツ」の概念的混同やスポーツによる国際交流の重要性などを検討した〔第一回国際研究会・参加者:佐藤臣彦(筑波大学)、小林日出至郎(新潟大学)、新保淳(静岡大学)、三原幹生(愛知教育大学)、木庭康樹(広局大学)〕。 さらに、平成19年1月(於:パリン大学)には、エストニアで研究分担者の小林日出至郎氏が、本研究の全体構想と「古代ギリシアのホメロスにおける運動競技論」について研究発表し、同大学研究者と意見交換を行うとともに〔第二回海外研究会・参加者:小林日出至郎(新潟大学)〕、さらに、咋年に引き続き、アテネとオリンピアで古代ギリシア競技に関する史跡・博物館の調査および研究資料の蒐集を行った。この二年間に及ぶギリシアでの研究調査の結果、研究分担者の問で古代ギリシア競技に関する調査資料および研究資料の充実がはかれた。 なお、そのほかの研究業績として、本年度の科研費補助金の助成による学術論文および出版物等を11編、公表することができた。
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