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2007 年度 実績報告書

次世代パターンメーキング教育のためのアパレルCADe-ラーニングシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17300230
研究機関和洋女子大学

研究代表者

山本 高美  和洋女子大学, 家政学部, 講師 (10327182)

研究分担者 藤代 一成  東北大学, 流体科学研究所, 教授 (00181347)
坂元 章  お茶の水女子大学, 大学院・人間文化創成科学研究科, 教授 (00205759)
キーワード被服構成学 / 教育工学 / パターンメーキング / CAD / eラーニング
研究概要

アパレル業界のICT化により,被服構成学の教育内容としてアパレルCAD教育は1つの指導項目になりつつある.そこで,開発したカリキュラムを基にした授業用テキストを刊行した.1科目目のCAD Pattern Making I(家政教育社,東京,160頁)は,2003年に第1版を刊行し2005年に第2版を刊行した.2科目目のCAD Pattern MakingIIは,2003年に原案を作成し2004年に仮製本を行った.それから数年仮製本のものを使用してきたが,本年度2007年に加筆・修正を行い家政教育社(東京,158頁)より刊行した.
1科目目のCAD Pattern Making Iでは,CADのパターンメーキング機能を学習できるようにした.2科目目のCAD Pattern Making IIでは,CADの実物パターンの入力・トレース,グレーディング,マーキング,縫製仕様書について学習できるようにした.これら2冊により,CADを総合的に学習できる.これらの,カリキュラム,テキストを基にしたeラーニングは,次の3つの特長をもつ.1.アパレルCADの主な機能であるパターンメーキング,グレーディング,マーキングの教育内容を網羅,2.CADの基礎的な線の引き方等は,リアルに体験学習が可能,3.パターンメーキングを効率的に教育するために開発した自動作図機能を用いたパターンメーキング教育である.さらに,3D→2Dへと変わっていくムービー等のコンテンツを開発し,空間構成能力の育成ができるにする.
ユーザ評価として,本システムのパターンメーキング部分使用し,確認テスト,アンケートを行った.確認テスト,アンケートにより,本システムは,CADやその操作に関する知識と理解を伸ばすことが示された.しかし,コンテンツの充実や退屈させない工夫など今後改善すべき点も指摘された.次年度,eラーニングシステムを完成させていくにあたり検討したい.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007 その他

すべて 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [図書] CAD Pattern Making II2007

    • 著者名/発表者名
      山本 高美
    • 出版者
      家政教育社
  • [備考]

    • URL

      http://www.a-cad.net

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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