研究課題/領域番号 |
17300232
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
篠原 聡子 日本女子大学, 家政学部, 准教授 (20307987)
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研究分担者 |
小谷部 育子 日本女子大学, 家政学部, 教授 (20178388)
西川 祐子 京都文教大学, 人間学部, 教授 (50183538)
森 正美 京都文教大学, 人間学部, 准教授 (00298746)
大月 敏雄 東京理科大学, 工学部, 准教授 (80282953)
中村 直美 日本女子大学, 家政学部, 助手 (50386299)
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キーワード | ニュータウン / 中間集団 / 共用空間 / ネットワーク / 国際研究者交流 / 韓国:台湾:中国 |
研究概要 |
共同研究会を以下のようにおこなった。 4月14日〜16日 日本女子大において、昨年度の各自の研究報告と今年度の研究のすすめ方についての報告が行われた。 10月27日〜29日 日本女子大学において、研究分担者の中間報告が行われた。千里ニュータウン、赤羽台団地、高蔵寺ニュータウン、ロンドン・パリ・ベルリン近郊のニュータウン、ソウル、マニラなど、各地における中間集団に関する事例報告を通じて、大規模団地の歴史的特性、及び現在の状況の共通点、相違点の整理の手がかりを得た。また、「多文化社会におけるコレクティブハウジングの暮らし、住まい、まち」のシンポジウムに参加し、建て替え後の江戸川アパートの見学を行った。 2月25日〜26日 京都文教大学において、今後の取りまとめの方針まとめ、富井正憲氏から「韓国・中国・台湾における住宅営団の残した住宅のその後の変容」についてのレクチュアを受け、東アジアにおける大規模団地における住宅計画の歴史的知見を得た。また、次年度以降の取りまとめの方針を以下のように決めた。 ・篠原聡子 私的領域内の中間集団との接続空間(台北・東京・ソウル・北京の集住) ・小谷部育子 コモンと中間集団の持続的運営(かんかん森、巣鴨、フェルドクネッペン) ・中村直美 中間集団とその可能性(大塚女子アパートメント、赤羽台単身者棟) ・大月敏雄 戸建住宅地の住環境運営における中間集団のパターンのモデル化(まちなみコンクール) ・西川祐子 ネットワーク媒体の変化と中間集団(高蔵寺他) ・森正美 国家政策と中間集団(GK/マハルリカビレッジ・マニラ民生社区・台北) その他、3月26日に台湾の淡江大学において、「東京・ソウル・台北における住まいとネットワーク」として、篠原、森、大月が研究発表を行った。
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