研究課題
飲食物の内容と量から主食・主菜・副菜等の料理分類を行う方法と基準、食事摂取基準等指標との関係を明確にし、食事状況を栄養素・食品レベルだけでなく料理レベル、さらに料理の組合せである食事レベルで示し、食生活の質を総合的に評価するための、食物ベースの食事評価方法を確立することを目的とした。また、栄養士等専門家向けの定量的データ(食事摂取基準)と、一般向け定性的メッセージ(食生活指針)をつなぐ、半定量的な食事ガイドとして、食物ベースによる食事評価の科学的根拠に基づく教育ツールを開発し、栄養指導や食育活動において使用し、その妥当性と有効性について検討した。1.昨年度までに開発した栄養教育ツールの有効性や妥当性を検証した。(1)食事バランスガイドを活用した栄養表示の活用方法の検討を行い、その効果を明らかにした。(2)食生活セルフチェックシートを活用することにより、対象者の食生活実態が簡便に把握でき、食生活改善の動機づけに役立つことを、学校や職域における保健指導で確認した。(3)食生活セルフチェックブックを用いて、食物摂取の内容と量が簡便に把握できることを確認した。(4)料理レベルで記述する簡易食事記録調査方法により、対象者や調査者の負担をどの程度軽減できるか妥当性について検討した。(5)食事記録調査結果を料理レベルでわかりやすく示すことにより、食事の良し悪しや偏りを的確に、また容易に把握できることが明らかになった。2.上記栄養教育ツールと検証結果を考察し、公表した。3.食育推進のための教育ツールのシステム化ポピュレーションアプローチを可能にするために、上記栄養指導のための教育ツールのシステム化を行い、公開した。
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福岡女子大学人間環境学部紀要 第39巻
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