研究課題/領域番号 |
17300246
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
朝岡 幸彦 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究部, 助教授 (60201886)
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研究分担者 |
小島 喜孝 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究部, 教授 (50142766)
黒川 勇三 東京農工大学, 農学部, 助教授 (00234592)
宮野 純次 京都女子大学, 短期大学部, 教授 (00229874)
安藤 聡彦 埼玉大学, 教育学部, 助教授 (40202791)
能條 歩 北海道教育大学, 教育学部, 助教授 (20311524)
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キーワード | 自然体験学習 / 環境教育 / 指導者養成 / Significant Life Experiences / 科学教育 |
研究概要 |
本研究第1年度である平成17年度の計画は、先行プロジェクトである「自然保護・野外活動系環境教育の学習過程に関する理論的・実証的研究」(科学研究費補助金/基盤研究(C)(2)平成15〜16年度)の成果を新しいメンバーと共有し、それぞれのワーキンググループ(指導者養成カリキュラムの策定グループ、科学教育との融合カリキュラムの策定グループ)の使命と目標・各研究分担者の役割を明確にするために、「自然体験学習実践研究会」を発足させることを最優先の課題とした。そのための予備的なグループ討議の場として、日本環境教育学会(京都教育大学/平成17年5月)において指導者養成カリキュラムの策定グループのメンバーが、日本科学教育学会(岐阜大学/平成17年8月)において科学教育との融合カリキュラムの策定グループのメンバーが、それぞれ関連小集会を独自に企画して準備をすすめた。その結果、本プロジェクトの研究代表者及び研究分担者のほか20名近い研究協力者の参加をえて第1回自然体験学習実践研究会(北海道教育大学/平成18年3月)を開催し、環境教育学会、科学教育学会に加えて日本保育学会大会でも独自の小集会を開催する方向で各グループが活動をすすめ、第2年度に再び第2回研究会を開催することが確認された。 また、本研究プロジェクトを支援する可能性のある自然体験活動NGO・NPO、社会教育施設、学校との協議をすすめながら、指導者養成カリキュラム及び科学教育との融合カリキュラムをそれぞれ実験的に試行するのにふさわしいフィールドの候補地として、既存の研究フィールドに加えて、北海道根釧地方を加えることを確認した。さらに、実践的手法に関する情報の収集を行うため、東アジア近隣諸国(中国)及びヨーロッパ諸国(ドイツ)でも調査を行った。
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