研究課題/領域番号 |
17300254
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
松石 正克 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (60329373)
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研究分担者 |
古川 哲郎 金沢工業大学, 基礎教育部, 講師 (40343644)
松本 重男 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (10288269)
山川 武人 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (30387344)
竹俣 一也 金沢工業大学, 基礎教育部, 准教授 (50167491)
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キーワード | 工学設計 / 国際交流 / 工学教育 |
研究概要 |
本研究では、我が国発の工学設計の実践教育を外国の大学と共同して実施し、その評価法を検討する。金沢工業大学が推進してきた工学設計教育に外国人学生が参画し、チーム活動を実施し、工学設計プロセスを体験する教育システムを構築する。平成19年度は以下の通り実施した。 (1)提携校への工学設計教育の導入 シンガポール理工学院(シンガポール)およびローズハルマン工科大学(米国)を訪問し、実施されている工学教育を調査した。今年度はさらに亞洲大学(台湾)も我々の連携工学設計教育のプロジェクトに参加し、4校が連携を取りながら工学設計教育を推進した。 (2)提携校における授業運営方式および学習計画方式の検討 シンガポール理工学院、ローズハルマン工科大学、亞洲大学における工学設計教育に関する授業運営方式および学習計画方式を検討し、発展させた。 (3)4校の学生プロジェクト推進のためのコンセンサスの検討 学生の工学設計活動における成果報告について、その方式、運用形態について検討した。今年度は本学においてローズハルマン工科大学および亞洲大学の学生と本学の学生が共同で成果報告会を実施した。 (4)同期型授業運営システムの検討 学生のプロジェクト活動を推進するための同期型共同授業システムを検討した。今年度は本学とローズハルマン工科大学の間でネットワークを構築し、両校の教員と学生がインターネットを利用したウエブ会議を開催し、両校の学生チームがそれぞれに学習成果の中間発表を行い、情報と意見交換を行った。 (5)地域環境計測とデータ整理 昨年度に引き続き、地域の基礎的な環境データ(気温・大気等)を収集するための観測を実施した。
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