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2005 年度 実績報告書

ユビキタスを用いた聴覚障害者のためのモバイルコミュニケーション・教材に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17300255
研究機関筑波技術大学

研究代表者

小林 正幸  筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 教授 (50215365)

研究分担者 石原 保志  筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 教授 (70212917)
三好 茂樹  筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 助教授 (80310192)
中瀬 浩一  筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 助教授 (20369309)
白澤 麻弓  筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 助手 (00389719)
キーワード聴覚障害 / 字幕 / モバイル / コミュニケーション / インターネット / 情報保障 / 遠隔地 / VOD
研究概要

研究実績の概要は、次の通りである。
1.学会、展示会等に参加し、本研究に関する様々な最新な情報と有益な資料を収集した。
2.事前に回線敷設工事が必要なデジタル電話網であるISDN等が不要なモバイル機器である携帯電話を用いた遠隔地でリアルタイム字幕の情報保障を実施できる携帯電話対応遠隔地リアルタイム字幕提示システムの試作を行った。
3.VOD(ビデオ・オン・デマンド)システムの調査と機能評価を実施した。この結果を基に、リアルタイムで映像・音声を圧縮・伸張できる機器を購入し、VOD(ビデオ・オン・デマンド)システムの一部を構築した。
4.携帯電話等のモバイル情報機器の調査と機能評価を行い、前記2のシステムに組み込んだ。
5.Webコミュニケーションが可能なインターネットを用いたテレビ電話等の調査と機能評価を行い、インターネット対応のテレビ電話を購入し、Webコミュニケーションシステムの一部を構築した。
6.前記2のモバイル機器である携帯電話を用いた遠隔地でリアルタイム字幕の情報保障を実施できる携帯電話対応遠隔地リアルタイム字幕提示システムについて、日本特殊教育学会第43回大会で"聴覚障害学生のためのリアルタイム字幕提示システムの改良・研究(12)"のポスター発表を行った。
7.式典、講演会、授業等の様々な場面で活用できる聴覚障害者にとって最適な情報保障を支援する3画面映像合成装置を開発した。この装置は、パソコンとダウンコンバータを連動することで、キーボード等により入力した文字列をリアルタイムの字幕画面として、話者と手話通訳者の2画面を合成した映像に提示できる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 聴覚障害学生のためのリアルタイム字幕提示システムの改良・研究(12)2005

    • 著者名/発表者名
      小林正幸, 三好茂樹, 石原保志
    • 雑誌名

      日本特殊教育学会第43回大会発表論文集

      ページ: 552

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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