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2005 年度 実績報告書

中等教育における持続可能な発展を題材とし科学的態度の育成を目指す教材の開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 17300258
研究機関国立教育政策研究所

研究代表者

松原 静郎  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (50132692)

研究分担者 堀 哲夫  山梨大学, 教育人間科学部, 学部長 (30145106)
鳩貝 太郎  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (10280512)
有元 秀文  国立教育政策研究所, 教育課程研究センター・基礎研究部, 総括研究官 (40241228)
日下部 慧  東京理科大学, 理学部, 助教授 (90084318)
寺谷 敝介  東京学芸大学, 名誉教授 (60087533)
キーワード持続可能な発展 / 科学教育 / 環境教育 / 中・高等学校 / 教材開発 / 一枚ポートフォリオ評価法 / 実践研究 / GSC
研究概要

1.学習教材の開発および実践
中・高等学校における持続可能な発展(以下、SDと記す)の学習教材として、挿絵等を多用した電気教材をこれまでの予備的な実践の結果を踏まえて改訂した。この際、SDへの変化を扱っていく折に、水力発電から火力、そして原子力、新エネルギー源の開発へと続く大きな変化とともに、それぞれの発電方法に関する技術において重ねられている改良がSDへの変化であることを知らせることはわかりやすく有効であることが考えられた。今年度は、大学において本教材を実施できたが、中・高等学校では学習時期の関係もあり今後実践することになる。また、電気教材の導入時に使う実験教材についても検討中であり、小・中・高等学校理科の教科書調査を行い、物理・化学領域で扱われている実験教材を抜き出した。
これまで開発・実践してきた大気汚染対策に関する教材については、本研究会に加わっていない先生方に実践をお願いした。その結果、高等学校の学科やコースが異なっても、先生方が予想していた以上に生徒たちは本教材に関心を示し、まじめに取り組んでおり、学習効果も認められた。大気汚染対策教材については英訳版も作成し、その実施についてはインドネシアとフィリピンを予定している。ただし、インドネシアの高校生については現地語の教材を使う必要があり、インドネシア語版の作成を用意している。
2.評価方法の開発および実践
学習教材の効果については、一枚ポートフォリオ評価法に準じた学習履歴シートを作成して、評価に利用した。さらに、ビデオに授業の様子を収め、本教材の質的な評価の観点からの検討を試みている。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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