研究分担者 |
山崎 正吉 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (80107242)
佐藤 昌彦 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (00281858)
尾藤 弥生 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (20322860)
梅澤 実 鳴門教育大学, 地域連携センター, 教授 (60314887)
姫野 完治 秋田大学, 教育文化学部, 准教授 (30359559)
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研究概要 |
授業設計は,教育目標を達成するために設計対象知識について設計操作知識を用い,いくつかの「手続き・活動」を組み合わせた連鎖的過程を経て,授業の課題・質問等を考案と併せて教授・学習過程を構成する知識・情報の変換・推論の活動である.働きかけ・授業構成に関わる手続きは,目標・教材研究等の手続きにより生成された情報・知識等を総合・統合・再構造化し,自らの創造的な解を表現する再構造化・洞察型のシンセシスの手続きで授業設計の基幹手続きである.授業設計における そこで新たな授業を構想するために,先行実践を分析し,その成果を生かして授業の特徴の記述・表現と併せて検討・評価等の活動対象・場として「授業過程の構造図」を開発・試行した.さらに「授業過程の構造図」を設計対象である教材と学習者の関わりの情報(教材解釈と学習課題・場面の設定,教授・学習過程等)を記述・表現する対象・場として活用する方法を開発・検討した.具体的には,造形教材を対象に基本的作成プロセス((1)構造図の基盤の作成,(2)指導・学習の教材・教具の具体例の検討・配置,(3)指導過程・指導法の検討・評価等)を開発するとともに,この基本的作成プロセスに基づきいくつかの教材に適用し評価した.造形教材における創作プロセスの図式化(「授業過程の構造図」)は,小学校図画工作の授業構想・立案に有効であるとの知見を得た.
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