コミュニケーションを重視したデジタル学習環境に関する実証的研究

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 17300277
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 教育工学
• 研究機関: 関西大学
• 研究代表者: 久保田 賢一 関西大学, 総合情報学部, 教授 (80268325)
• 研究分担者: 水越 敏行 関西大学, 特別顧問 (20019409) ; 久保田 真弓 関西大学, 総合情報学部, 教授 (20268329) ; 黒上 晴夫 関西大学, 総合情報学部, 教授 (20215081) ; 牧野 由香里 関西大学, 総合情報学部, 准教授 (30331698) ; 木原 俊行 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (40231287) ; 長尾 尚 大阪信愛女学院短期大学, 初等教育学科, 専任講師 (10369671) ; 浅井 和行 京都教育大学, 教育実践総合センター, 教授 (30324718) ; 稲垣 忠 東北学院大学, 教養学部, 准教授 (70364396) ; 寺嶋 浩介 長崎大学, 教育学部, 准教授 (30367932) ; 中橋 雄 武蔵大学, メディア文化学部, 准教授 (80389064)
• 研究協力者: 戸田 就介 関西大学大学院, 総合情報学研究科 ; 山室 公司 関西大学大学院, 総合情報学研究科 ; 今野 貴之 関西大学大学院総合情報学研究科 ; 笹尾 真剛 京都大学, 高等教育研究開発推進セ
• 研究期間 (年度): 2005 – 2008
• キーワード: コミュニケーション / 学習環境 / 異文化理解教育 / メディアリテラシー / 視聴覚教育 / 国際交流学習 / カリキュラム / e-Learning

研究概要

本研究の目的は、グローバルな視点からコミュニケーションを促進させる学習環境をデザインするための要素を明らかにすることである。そこで協同的な学習に焦点を当て、海外との交流学習、コミュニケーション能力の育成、およびそれを支援するデジタル環境に関して研究を進めた。これまでの実践事例や多様な視点から分析検討を加えた研究成果から、著書『ICT教育のデザイン』および『研究成果報告書』としてまとめてきた。しかし、これらの研究は依然発展途上であり今後さらなる研究が求められている。

研究成果

• [雑誌論文] The Importance of Prelingual Affective Communication Some implications from the field (2008)
  • 著者名/発表者名: Mayumi Kubota
  • 雑誌名: International Journal for Educational Media and Technology Vol. 2, No. 1 ページ: 36-44
  • 査読あり
• [雑誌論文] Distance Collaborative Learning between Korea and Japan (2008)
  • 著者名/発表者名: Makiko Kishi, Sunhee Bhang, Eriko Sawamura, young-Sun Song, Kenichi Kubota, Sung Ho Kwon
  • 雑誌名: International Journal for Educational Media and Technology Vol. 2 ページ: 65-78
  • 査読あり
• [雑誌論文] Development of an Instructional Design Model for Inter-School Collaborative Learning (2007)
  • 著者名/発表者名: Tadashi INAGAKI, Takayuki UCHIGAITO, Haruo KUROKAMI
  • 雑誌名: Educational Technology Research Vol. 30 ページ: 13-21
  • 査読あり
• [雑誌論文] ICT(情報コミュニケーション技術)教育と異文化理解 (2007)
  • 著者名/発表者名: 久保田 真弓
  • 雑誌名: 異文化間教育 第26号 ページ: 61-73
  • 査読あり
• [雑誌論文] 大学におけるメディアリテラシー教育 (2006)
  • 著者名/発表者名: 久保田 賢一
  • 雑誌名: 視聴覚教育 Vol. 707 ページ: 78-82
• [雑誌論文] コミュニケーション能力の体系化 (2006)
  • 著者名/発表者名: 牧野 由香里
  • 雑誌名: 情報コミュニケーション学会誌 2・1号 ページ: 4-15
  • 査読あり
• [学会発表] 教員と研究者による実践コミュニティの形成-ICTを活用した国際交流学習を事例として- (2009)
  • 著者名/発表者名: 久保田 真弓、泰山 裕、遠海 友紀、水越 敏行
  • 学会等名: 日本教育工学会研究会、日本教育工学会
  • 発表場所: 椙山女学園大学
  • 年月日: 2009-03-07
• [学会発表] 知識生産の新しい様式とその実践 : 活動理論から見た「多言語NOTA」の開発と評価 (2008)
  • 著者名/発表者名: 久保田 賢一、鎌田 高徳、岸 磨貴子、今野 貴之
  • 学会等名: 日本教育工学会第24回全国大会、日本教育工学会
  • 発表場所: 上越教育大学
  • 年月日: 2008-10-13
• [学会発表] コミュニケーション能力育成に関する教師用ハンドブックの評価 (2008)
  • 著者名/発表者名: 寺嶋 浩介
  • 学会等名: 日本教育工学会第24回全国大会、日本教育工学会
  • 発表場所: 上越教育大学
  • 年月日: 2008-10-12
• [学会発表] 教師に着目した国際交流学習の授業研究 (2008)
  • 著者名/発表者名: 今野 貴之、久保田 賢一
  • 学会等名: 日本教育工学会研究会、日本教育工学会
  • 発表場所: 岩手大学
  • 年月日: 2008-05-17
• [学会発表] 3つのメディア次元とメディアリテラシー教育の関連 (2007)
  • 著者名/発表者名: 浅井 和行
  • 学会等名: 第14回日本教育メディア学会年次大会、日本教育メディア学会
  • 年月日: 2007-10-21
• [学会発表] 教育方法と内容を視覚化したメディアリテラシー教育用リソースガイドの開発 (2007)
  • 著者名/発表者名: 中橋 雄、盛岡 浩、前田 康裕
  • 学会等名: 日本教育工学会第23回全国大会、日本教育工学会
  • 年月日: 2007-09-23
• [学会発表] モラルジレンマの視点を活かした情報モラル教育の可能性 (2007)
  • 著者名/発表者名: 寺嶋 浩介、藤木 卓、森 俊雄
  • 学会等名: 日本教育工学会第23回全国大会、日本教育工学会
  • 年月日: 2007-09-23
• [学会発表] e-Learningプログラムを通じた『学校研究』の企画・運営に関わる実践的知識の獲得 (2007)
  • 著者名/発表者名: 木原 俊行
  • 学会等名: 日本教育工学会第23回全国大会、日本教育工学会
  • 年月日: 2007-09-23
• [学会発表] Possibility of using ICT for education in UNRWA schools in Syria --ICT usage base on Learner Centered Approach-- (2007)
  • 著者名/発表者名: Hamzeh AZIMEH, KamalJABR, Mohmoud AMMOURI, Makiko KISHI, Takayuki KONNO, Kenichi KUBOTA
  • 学会等名: Japan Society for Educational Technology, pp. 993-994
  • 年月日: 2007-09-23
• [学会発表] Model for Learning: Analyzing Japanese Learning/Teaching Process from a Socio-Historical Perspective (2007)
  • 著者名/発表者名: Kenichi KUBOTA
  • 学会等名: Korean Society of Educational Technology
  • 発表場所: Korea
  • 年月日: 2007-09-07
• [図書] 平成17年度~平成20年度科学研究費補助金基盤研究(B)報告書 : コミュニケーションを重視したデジタル学習環境に関する実証的研究(研究課題番号 : 1730277. 関西大学 (2009)
  • 著者名/発表者名: 久保田 賢一(編著)
• [図書] ICT教育のデザイン (2008)
  • 著者名/発表者名: 水越 敏行、久保田 賢一(編著)
  • 出版者: 日本文教出版
• [図書] 今日から始めるプリンタ&プロジェクター活用授業 (2008)
  • 著者名/発表者名: 中川 一史、寺嶋 浩介(編著)
  • 出版者: 学習研究社
• [図書] 映像メディアのつくり方 : 情報発信者のための制作ワークブック (2008)
  • 著者名/発表者名: 久保田 賢一、中橋 雄、岩崎 千晶
  • 出版者: 北大路書房
• [図書] コンピュータを使った教育実践の動向, 教育方法36リテラシーと授業改善、日本教育方法学会編
  • 著者名/発表者名: 木原 俊行, ほか
  • 出版者: 図書文化