| 研究分担者 |
吉田 恒昭 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (20292881)
岡本 信広 大東文化大学, 国際関係学部, 准教授 (00433863)
渡部 富博 国土技術政策総合研究所, 港湾研究部, 港湾システム研究室長 (10356040)
柴崎 隆一 国土技術政策総合研究所, 港湾研究部, 主任研究官 (50323514)
石倉 智樹 国土技術政策総合研究所, 空港研究部, 主任研究官 (30356050)
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| 研究概要 |
I.アジア各地域の産業構造と経済発展動向を考慮した国際貿易,地域間交易量の予測モデル開発 (1)昨年度作成した多地域国際産業連関表を貿易予測モデルに入力することで,地域別の交易量を出力した。
(2)上記モデルにおいて,既存モデルの構造をそのまま利用するだけでなく,国際,地域間の運輸部門について,輸送パターンの変化や技術の進化などをより明示的に考慮したモデルへの改良の検討を行った。
II.物流,旅客の双方を考慮したアジア圏における国際交通ネットワーク上の流動予測モデル開発 (1)国際貨物流動モデル アジア地域全域を対象に,国際海上コンテナ輸送と国際陸上輸送の双方を同時に含めた流動モデルを構築した。また,国際航空貨物流動モデルも別個に構築した。
(2)国際航空旅客流動モデル 昨年度までに構築した旅客流動モデルについて,貿易モデルや物流モデルとの連結方法について検討した。
III.アジア圏経済,交通総合予測システムの構築 貿易モデルのアウトプット(国間(一部地域間)貿易額)を交通モデルのインプット(輸送機関別地域間貨物量)に変換する手法について,これまで個別に検討されてきた貿易モデルと交通モデルの整合性について検討したうえで,品目別や地域別の輸送機関分担率,貨物単価等の情報に基づき,物流モデル構築上の要請という観点から,多変量解析によって品目分類を行った。
IV.経済発展やインフラ整備状況などに関する将来シナリオ別の国際交通流動予測IIIで構築した予測システムに入力可能な具体的な将来シナリオのとりまとめ,設定を行い,実際の将来予測を行った。
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