研究課題/領域番号 |
17310154
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研究機関 | 敬和学園大学 |
研究代表者 |
加納 実紀代 敬和学園大学, 人文学部, 特任教授 (20398986)
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研究分担者 |
松崎 洋子 敬和学園大学, 人文学部, 教授 (80121143)
神田 より子 敬和学園大学, 人文学部, 教授 (40247424)
桑原 ヒサ子 敬和学園大学, 人文学部, 教授 (70234630)
佐藤 渉 敬和学園大学, 人文学部, 教授 (70235430)
松本 ますみ 敬和学園大学, 人文学部, 教授 (30308564)
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キーワード | ジェンダー / 西洋史 / 東洋史 / 日本史 / 美術史 |
研究概要 |
年間を通して資料の収集と精読に当たり、敬和学園大学にてほぼ毎月開催された学生や近隣の大学にも開かれている定例研究会にて研究報告を行った。関連分野の専門家を招き、表象研究や方法論について意見交換をした。報告題目は以下の通り。 4月「日本における女性の戦時動員-その光と影」(加納) 5月「アメリカにおける第二次大戦の時の女性と戦争--女性連邦議員を中心に」(前嶋) 6月「"Go To It".第二次世界大戦下のイギリスにおける女性の動員」(杉村) 7月「『現代の30年戦争』の時代のドイツ1914-1945:記念碑研究から見た戦争、ナチズム、ジェンダー」松本彰(新潟大学 人文学部教授 ドイツ史専門) 「日本の戦時下におけるジェンダーとエスニシティ表象-『写真週報』を中心に」(加納) 7月「フランス ヴィシー政権下における女性の戦争参加について」(佐藤) 9月「Magazine Bureauの役割とLadies' Home Journalに見る戦時の女性労働力動員向けプロパガンダの徹底」(松崎) 10月「日本における第二次大戦下の女子青年団の活動:第一次大戦後の雑誌『処女の友』から終戦までの『青年(女子)』を中心に」(神田) 11月「北朝鮮 出張報告」(*現地撮影のビデオ上映を含む。加納) 12月「写真週刊誌Picture Postの表紙に見る女性表象:1939-1940」(杉村) 1月「婦人雑誌『ナチ女性展望』の表紙に見る女性表象:1939-1945」(桑原) 「第二次世界大戦末期、満映ニュース映画にみるジェンダーとエスニシティー」(松本) 3月「<大東亜共栄圏>と<生存圏>-日独合作映画「新しき土/サムライの娘」の時代-」松本彰(新潟大学) 「第一次世界大戦Iプロパガンダポスターに見る「真のアメリカ人」の構築:ジェンダー/民族の視点から」北原 恵(甲南大学文学部社会学科教授 表象論、ジェンダー論専門)
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