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2006 年度 実績報告書

貴重音響資料デジタル化の試み

研究課題

研究課題/領域番号 17320027
研究機関東京芸術大学

研究代表者

土田 英三郎  東京芸術大学, 音楽学部, 教授 (10143645)

研究分担者 植田 克己  東京芸術大学, 音楽学部, 教授 (60193801)
檜山 哲彦  東京芸術大学, 音楽学部, 教授 (30114622)
畑 瞬一郎  東京芸術大学, 音楽学部, 教授 (70272656)
亀川 徹  東京芸術大学, 音楽学部, 助教授 (70359686)
関根 和江  東京芸術大学, 音楽学部, 助手 (10242257)
キーワード芸術諸学 / 美学 / 情報図書館学 / システム工学
研究概要

1.音響資料のデジタル化
劣化したオープンテープを再生しデジタル化するにあたり、学内施設で作業することには限界があり、外部機関(キング・インターナショナル)に平成17年度から継続して業務委託した。デジタル化の手順は、以下のとおりである。まず、CD-Recorderにアナログで流し、CD-DAを作成する。そこからWAV形式のデータでCD-ROMに焼く。元テープ1本に対し、CD-DAとCD-ROMの2枚が作成される。17年度に作成した100件と合わせ、18年度末までに426件が完了。内訳は、メサイア169、オペラ152、オーケストラ105である。本科研の当初計画である855件の内、ほぼ半数が完了したことになる。
2.デジタル資料の処理
デジタル化した資料の破損を回避すべく、ハードケースからソフトケースに移し替えて保管した。外付けのハードディスクに、WAVファイルをコピー保存し、聴き取り作業に備えた。
3.音響資料データベース構築
上記コピーから実際の聴き取り作業を開始し、プログラムを参照しながら、演奏曲目の確認作業を行い、音響資料のデータベース構築を試みた。エラーとノイズのチェックには特に細心の注意を払っている。また、プログラムに記載のない情報(曲目・演奏者の変更、アンコールの有無等)にも注目し、データベースの質向上を図った。
4.文字データベース構築
17年度から継続して本センターで構築中の「(西洋)CD/LP検索データベース」を基本に、人名索引、曲名索引の構築に取りかかった。邦楽および民族音楽については、曲名索引のみ作成している。
5.検索用のデータベース
検索用のデータベースを設計中である。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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