研究課題/領域番号 |
17320038
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 学習院大学 (2007) 北海道大学 (2005-2006) |
研究代表者 |
中山 昭彦 学習院大学, 文学部, 教授 (80261254)
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研究分担者 |
佐藤 淳二 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (30282544)
武田 雅哉 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (40216908)
応 雄 北海道大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (50322772)
押野 武志 北海道大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (70270030)
水溜 真由美 北海道大学, 大学院・文学研究科, 准教授 (00344531)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2007
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キーワード | 映像表象 / 映像表現 / 活宇・文学的表象 / メディア・ミックス / ジェンダー・スタディーズ |
研究概要 |
本研究では、近代日本を中心とした視覚表現、活字文化、文学表現の重層的な諸関係の考察を通して、以下の5点を解明した。 1)映像表現と活字・文学表現の差異を明確にするために、映画と文学に関する理論的考察を行った。特に映画と文学への適応可能性を示すべく、ボスト・モダニズムの理論を再構築するとともに、構造主義と記号論の理論を再考した。 2)1930〜90年代における女性表象の歴史的な変容を、近代日本の映画、写真、絵画、図像表現の重層的な諸関係を通して明らかにした。 3)1930〜90年代における女性表象の歴史的な変遷を、近代日本の文学表現と活宇表現の諸関係を通して究明した。 4)1930〜90年代における日本、フランス、中国の女性表象に関する共通性と差異を、視覚表現、活字文化、文学表現の重層的な諸関係を通して解明した。 5)女性表象の脱構築をめざして、理論的考察を行った。特にジェンダー・スタディーズの諸成果とフェミニズム批評の諸成果を再考することで、女性表象の歴史的変容に関する批判的考察に対する適応可能性を探究した。
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