研究課題
平成17年度においては、研究計画に従って、以下のような活動を行った。1.近世後期小説の共同調査及び上方小説の交流に関する共同研究会を行った。【共同調査】日時:平成17年8月29日(月)13:00〜31日(水)15:00、場所:広島大学附属中央図書館(グループ閲覧室211・216)、対象:近世後期小説224点、参加者:19名(延べ人数)【共同研究会】日時:平成17年8月30日(火)13:30〜17:00、場所:広島大学学士会館内会議室、内容:講演「読本を探して」横山邦治(大連理工大学・外国語学院・日本語学科・教授)、発表「「奇談書」と寓言」飯倉洋一(大阪大学大学院・文学研究科・教授)及びそれぞれの内容に関する討議(全員)、参加者:27名(広島大学関係者を含む)2.八戸市立図書館所蔵の読本112点・実録28点について、デジタル撮影によってサンプルデータ(1645コマ)を収集し、今後の研究の基礎資料とした(平成17年10月3〜8日)。3.国文学研究資料館蔵の実録体小説(実録)のうち、原本及び「伊達騒動」「伊賀越敵討ち」「大岡政談」「大久保彦左衛門」など、代表的な作品主題別のリスト(231点分)を作成した。本リストは中間報告であり、18年度以降も作業を継続する予定である。
すべて 2006
すべて 雑誌論文 (1件)
日本文学 55
ページ: 20-30