研究課題/領域番号 |
17320047
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
亀山 郁夫 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (00122359)
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研究分担者 |
桑野 隆 早稲田大学, 教育学部, 教授 (90143677)
塩川 伸明 東京大学, 大学院法学政治学研究科, 教授 (70126077)
望月 哲男 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (90166330)
渡辺 雅司 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (90133214)
沼野 充義 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (40180690)
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キーワード | ソヴィエト全体主義 / スターリン権力 / ロシア・アヴァンギャルド / 社会主義リアリズム / ネップ / 二枚舌 / 検閲 / ポストモダン |
研究概要 |
本研究プロジェクトを遂行するにあたって以下の研究合宿を行った。 *第1回研究合宿(熱海市:9月15、16日)では、以下のような研究報告が行われた。 【基調報告】塩川伸明「「全体主義」概念をめぐって:雑談風問題提起」質疑応答 【報告】貝澤哉「イーゴリ・ゴロムシトク『全体主義芸術』について」/鈴木義一「祖国史の危機」以後のロシア史研究(1):1920年代を中心に」/梅津紀雄「最近のショスタコーヴィチ研究」/沼野充義「ソクーロフ『太陽』を考える」/渡辺雅司「ユーラシア主義雑感」/亀山郁夫「不死と毒薬:ソヴィエト全体主義における医療と死と想像力」 *第2回研究合宿(鬼怒川:2月23、24日)では、以下のような研究報告と討論が行われた。 【基調講演】諫早勇一氏「Russian Berlin-二つの文化の共生をめぐって」 【報告】鴻野わか菜「ベールイー初期ソ連の象徴主義」/白井聡「レーニンの再読に向けて」/前田和泉「コクテベリとマクシミリアン・ヴォローシン」/杉谷倫枝「『トゥルビン家の日々』のウクライナにおける受容」/神岡理恵子「ヴェネディクト・エロフェーエフにおけるレーニンの表象を中心に」/平松潤奈「『静かなドン』におけるコサック-その主体化と解体」 【共同討議1】「スターリン学とは何か-文化研究におけるその可能性」 【共同討議2】亀山郁夫著『大審問官スターリン』(小学館,2006年)合評会
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