研究課題/領域番号 |
17320051
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
大宮 勘一郎 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (40233267)
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研究分担者 |
フュルンケース ヨーゼフ 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (40306858)
粂川 麻里生 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (00317504)
平田 栄一朗 慶應義塾大学, 文学部, 准教授 (00286600)
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キーワード | ドイツ文学 / デジタル・メディア論 / 文化研究 / 国際研究者交流 / ドイツ |
研究概要 |
三年計画研究の最終年度として2007年度は、デジタル・メディアの歴史的意義を、文学・芸術の領域にとどまらず、人間の社会生活の基礎としてのコミュニケーションのあり方全般に関して考察し議論する機会を多く設けた。2007年6月にマンハイム、ボーフム、ベルリン・フンボルトのドイツ各大学より、文化研究とメディア学研究者を招き、国際シンポジウム「Welcher Status bleibt dem "Realen" in den digitalen Medien?」を、2007年9月には、共同研究パートナーであるドイツ・ジーゲン大学と共催で国際コロキウム「Schwellen der Medialisierung」を慶應義塾大学三田キャンパスにて開催し、全てドイツ語により講演と質疑応答、総括的討議を行った。これらの講演と、過去3年間の研究成果は、研究成果報告論文集「メディアシステムの閾-20世紀後半から21世紀初頭の日本におけるメディア革命の比較文化理論的研究」として印刷されている。また、これと別にドイツ語版の研究論文集が、ジーゲン大学共同プロジェクト・メンバーの編集により2008年9月にビーレフェルトのTranscript社から出版され、大宮、フュルンケース、粂川が寄稿する。
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