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2008 年度 実績報告書

コミュニケーションのための教育文法に基づく日本語教育研究科材作成のための基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 17320075
研究機関早稲田大学

研究代表者

小林 ミナ  早稲田大学, 大学院・日本語教育研究科, 教授 (70252286)

研究分担者 野田 尚史  大阪府立大学, 人間社会学部, 教授 (20144545)
松崎 寛  広島大学, 大学院・教育研究科, 准教授 (10250648)
キーワード教育文法 / 教材開発 / 文法シラバス / 技能別教材 / WEB教材 / 多言語対応 / インターネット
研究概要

本研究は,次の3点を目的としている。
目的(1)4技能(読む,書く,話す,聞く)ごとに独立した文法シラバスを作成する。
(2)目的(1)の文法シラバスに基づき,学習目的,および,日本語レベルを考慮した4技能別の日本語教材(試行版)を作成する。
(3)目的(2)で作成した教材を実際に試用し,フィードバックを得る。
この目的を達成するために,最終年度である平成20年度は,次のような活動を行った。
<四技能別の教材コンテンツ作成>
昨年度までに引き続き,ウェブ教材のコンテンツを,技能ごとのグループで作成した。4カ年の活動の結果,4技能をあわせて1000弱の教材サンプルが完成した。作成過程においては,技能ごとに年に1回の打ち合わせ会を開催し意見交換を行った。今後は,関係する専門家の協力を得て,ウェブ教材として順次公開していく予定である。
<研究成果の発表>
次の2つの学会で研究成果を発表した。
小林ミナ・名嶋義直・品田潤子・宮崎聡子(2008年7月11-13日).「コミュニケーションのための「話す」教材」(一般発表:口頭),日本語教育国際大会(釜山外国語大学,韓国).
桑原陽子・中道一世・野田尚史(2008年10月12日)「「読む」コミュニケーションのための初級教材の作成と試用」(一般発表:ポスター),2008年度日本語教育学会秋季大会(山形大学).
<研究成果報告書の作成>
4カ年の活動を報告書(A4版396ページ,800部)にとりまとめ,関連機関,研究者に送付した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 聞く教育

    • 著者名/発表者名
      松崎寛
    • 雑誌名

      日本語学(明治書院) 第27巻第5号

      ページ: 229-237

  • [学会発表] コミュニケーションのための「話す」教材2008

    • 著者名/発表者名
      小林ミナ, 名嶋義直, 品田潤子, 宮崎聡子
    • 学会等名
      日本語教育国際大会
    • 発表場所
      釜山外国語大学, 韓国
    • 年月日
      20080711-20080713
  • [学会発表] 「読む」コミュニケーションのための初級教材の作成と試用2008

    • 著者名/発表者名
      桑原陽子, 中道一世, 野田尚史
    • 学会等名
      2008年度日本語教育学会秋季大会
    • 発表場所
      山形大学
    • 年月日
      2008-10-12
  • [図書] コミュニケーションのための日本語教育文法2008

    • 著者名/発表者名
      野田尚史編. 小林ミナ, 松崎寛, 他著
    • 総ページ数
      221
    • 出版者
      くろしお出版

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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