研究課題/領域番号 |
17320082
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
中澤 英彦 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (60092459)
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研究分担者 |
臼山 利信 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究所, 准教授 (50323225)
小林 潔 神奈川大学, 外国語学部, 助教 (20350374)
堤 正典 神奈川大学, 外国語学部, 教授 (80281450)
匹田 剛 東京外国語大学, 外国語学部, 准教授 (80241420)
山田 久就 小樽商科大学, 言語センター, 准教授 (60345246)
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キーワード | 言語学 / ロシア語 / 外国語教育 / 文法 / ソ連邦崩壞 |
研究概要 |
本研究の最終年度に当たる2007年度は、メンバー全員による研究・調査のまとめと総括、成果報告が活動の中心として位置づけられた。中澤の指揮・統括の下、メンバーはそれぞれ(a)文法論研究、(b)社会言語学研究、(c)コンピュータ文法書研究、(d)ロシア語教育法研究の研究に従事してきたが、その成果は日本ロシア文学会全国大会(千葉大学、2007.10.27)においてメンバーが企画したワークショップ「ロシア語教育を考える-ロシア語学研究の立場から」における口頭報告と、それと同時に刊行された論集「ロシア語学と言語教育」(東京外国語大学)における論文において公表され、それぞれの分野からの純粋な研究成果のみならず、ロシア語学とロシア語教育に対する新しい提案や問題提起が多くなされた。ちなみに、ワークショップでは本研究の研究分担者による報告のみであったが、論集には研究分担者による成果の他に、日頃からメンバーと研究会などで情報や意見を交換することの多い複数の研究者による成果も含まれている。これらの成果公表は年度の中程に行われたため、とりわけワークショップに於いて様々な研究者から多くのフィードバックを得ることができた。そのフィードバックを生かして年度末までに新たにまとめたものが2冊目の論集「ロシア語学と言語教育II」(東京外国語大学)である。ここには一冊目同様、研究分担者以外の多くの若手研究者が参加することにより、研究の幅と深みをより一層増すことができた。 以上はプロジェクト全体としての総括であるが、その他にも中澤が研究成果を論文として刊行し、臼山が2回の国際学会における報告を行っている。
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