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2006 年度 実績報告書

評価結果をとりいれた小学校英語教育カリキュラム構築と中学校英語教育との連携

研究課題

研究課題/領域番号 17320090
研究機関立命館大学

研究代表者

湯川 笑子  立命館大学, 文学部, 教授 (30309075)

研究分担者 高梨 庸雄  京都ノートルダム女子大学, 人間文化学部, 教授 (10113812)
小山 哲春  京都ノートルダム女子大学, 人間文化学部, 助教授 (60367977)
キーワード小学校英語 / 評価 / リスニングテスト / スピーキングテスト / コミュニケーション能力
研究概要

本研究は現在の小学校英語教育(活動)の評価結果をもとにして小学校と中学校の英語教育のカリキュラムを提案することを最終目的としている。2006年度は初年度に行った先生の意識に関するアンケート調査結果をまとめ、本年8月にアジア英語教育学会(Asia TESOL)で発表した。
さらに、「YTKリスニングテスト」と「YTKスピーキングテスト」を構築し実施した。生徒の家庭での英語学習他を知るためにアンケート、および自らの学びを評価できる力をみるために「英語力についての自己診断シート」も実施した。私立3校、公立4校の参加を得、有効データ数は975件であった。全体では78.%という高得点を示しており、学校間の差、校外での英語学習の有無による差は有意ではあるが、問題数にして3問程度の範囲に納まった。
スピーキングテストについては、コミュニケーションの相手によって可変的に双方向的に「意味の交渉(negotiation of meaning)」が行われる中で生徒の力を観察すべく、2人1組でペアとなりあらかじめ生徒が用意した話題や質問などを適宜組み込みながら、ネイティブスピーカーと3分間楽しく対話をする、キャフォルディンクのあるテストの要素を入れて実施した。その録画を、英語の「発音」、「語彙および文法の知識」、「コミュニケーションに集中する力」、「表現力」、「会話統制力」の5つの観点、4レベルからなる評価表に照らして評価した。4校の6年生の中から1-2クラス、計236名の生徒の参加を得た。本年度は上記の結果全てについて中間報告(全115頁)の形にまとめ、簡易ホームページで公開した。
(中間報告書はhtt://www.notredame.ac.jp/~tkoyama/ytk/よりダウンロード可能。)(755字)

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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