研究課題/領域番号 |
17320092
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
佐藤 正幸 山梨大学, 教育人間科学部, 教授 (90126649)
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研究分担者 |
早島 瑛 関西学院大学, 商学部, 教授 (90093450)
藤田 弘夫 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60156875)
服部 一秀 山梨大学, 教育人間科学部, 准教授 (60238029)
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研究協力者 |
リューゼン ユルン ドイツ・エッセン高等研究所, 教授
イッガーズ ジョージ アメリカ・ニューヨーク州立大学, 教授
ムキア ハーバンス インド・ネール大学, 教授
リヒトマン ヴェラ フランス・パリ大学, 日本研究センター, 講師
李 弘祺 アメリカ・ニューヨーク市立大学, 教授
リアコス アントニス ギリシャ・アテネ大学, 教授
ミッターク アヒム ドイツ・チュービンゲン大学, 教授
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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キーワード | 時代区分 / 歴史叙述 / 歴史的時間 / 歴史認識 / 紀年法 / 規範と認識 / 規範歴史 / 認識歴史学 |
研究概要 |
本研究では、「歴史における道徳と科学」に替えて「歴史における規範と認識」という新たな分析視点を提起し、認識の学問として発達してきた西洋の歴史学と、規範の学問として展開してきた東アジアの歴史学を比較検討した。その結果、歴史叙述自体に認識的な要素と規範的な要素があり、この2要素のあり方が歴史叙述の持つ政治的・社会的役割を多様なものにしてきたことを解明した。加えて、対立する宗教を超えて安定した世界を目指す21世紀においては、「叙述」「記録」という行為が世界理解の共通基盤となることを立証した。
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