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2007 年度 実績報告書

近世日本における女性のライフサイクルと地域社会

研究課題

研究課題/領域番号 17320106
研究機関関西大学

研究代表者

藪田 貫  関西大学, 文学部, 教授 (80027987)

研究分担者 浅倉 有子  上越教育大学, 学校教育学部, 准教授 (70167881)
菊池 慶子 (柳谷 慶子)  聖和学園短期大学, 教授 (00258782)
青柳 周一  滋賀大学, 経済学部, 准教授 (40335162)
桑原 恵  徳島大学, 総合科学部, 教授 (00180092)
沢山 美果子  順正短期大学, 幼児教育科, 教授 (10154155)
キーワード近世日本 / 女性 / ジェンダー / ライフサイクル / 地域社会 / 地域交流 / 国際学術交流
研究概要

最終年度に当たる19年度では、基本的な活動として、これまで同様、「江戸の女性史フォーラム」を位置づけ、平成19年9月1日〜2日に金沢、11月10日〜11日に京都で、それぞれ開催した。このうち、京都フォーラムは、国際的な研究の成果を取り上げる場として設定し、バトリシア・フィスター氏(アメリカ)、スザンネ・フォルマネク氏(オーストリア)に報告してもらうことができた。これらのフォーラムによって、各地の女性史研究の現状と史料について、かなりの情報を集約することができた。また尼門跡や意地悪ばあさんに着目した海外の女性史研究の視点の斬新さにも教えられるところがあった。なおこれらのフォーラムは、報告書の形で20年3月に公刊した。
関連して、平成19年5月に京都で開催されたジェンダー史学会・女性史総合研究会共催のシンポジュームに菊池・沢山・曽根らが参加し、本研究の成果を紹介した。
最終年度として各人の成果を集約するために、金沢フォーラム終了後、9月2日〜3日、現地で全員参加の研究会を開催し、研究成果を発表するとともに、女性史とジェンダー史の関係のあり方、地域女性史の課題、今後の共同研究の進め方などについて、意見を交換した。研究分担者による成果は、別冊の研究成果報告書(冊子体)に収録される予定である。
フォーラムの準備ならびに開催後の報告書の作成などには、科研研究員の絶大な貢献があったことを付記しておきたい。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 大名家の奥向と正室の役割2008

    • 著者名/発表者名
      柳谷 慶子
    • 雑誌名

      歴史地理教育 724

      ページ: 76-81

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 蜂須賀家家臣団成立書の「乳人」「老女」関係史料について2008

    • 著者名/発表者名
      桑原 恵
    • 雑誌名

      徳島大学総合科学部 人間社会文化研究 15

      ページ: 1-20

  • [雑誌論文] 近世の女性史とジェンダー2007

    • 著者名/発表者名
      藪田 貫
    • 雑誌名

      立教大学日本学研究所年報 6

      ページ: 18-28

  • [雑誌論文] 歴史における性・生殖・身体2007

    • 著者名/発表者名
      沢山 美果子
    • 雑誌名

      立教大学日本学研究所年報 6

      ページ: 4-17

  • [図書] 「家族」はどこへいく2007

    • 著者名/発表者名
      沢山 美果子, ほか
    • 総ページ数
      12-63
    • 出版者
      青弓社

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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