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2008 年度 研究成果報告書

韓国出土文字瓦データベース構築のための予備研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17320110
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 東洋史
研究機関滋賀県立大学

研究代表者

田中 俊明  滋賀県立大学, 人間文化学部, 教授 (50183067)

研究分担者 亀田 修一  岡山理科大学, 総合情報学部, 教授 (10140485)
高 正龍  立命館大学, 文学部, 教授 (40330005)
吉井 秀夫  京都大学大学院, 文学研究科, 准教授 (90252410)
連携研究者 井上 直樹  京都府立大学, 文学部, 准教授 (80381929)
東 潮  徳島大学, 総合科学部, 教授 (70243673)
研究期間 (年度) 2005 – 2008
キーワード韓国 / 文字瓦 / 刻印瓦 / データベース / 百済 / 新羅
研究概要

古代史料が極端に不足する韓国古代史を再構成する上で、出土文字資料の重要性は極めて高い。木簡・石碑も新たな発見がつづくが、ここでは文字瓦をとりあげ、歴史資料として使用に耐えうるかたちで集成・提示し、またそれを利用した研究をめざした。特に百済圏において、王都のみならず、地方山城からも刻印瓦が出土するが、それを中心に、可能な限りで網羅的に調査し、刻印の目的や瓦の製作時期を考察した。それ以外の文字瓦についても、現物調査を進め、個体に関する新知見を得るとともに、総体として文字瓦の資料化をはかった。ただし多くは報告書にもとづく検討であり、当初の課題であるデータベース構築のための予備的な研究を終えて、今後、実際調査しえたものとあわせ、データベースとしての作成・公開をめざしていきたい。

  • 研究成果

    (21件)

すべて 2009 2008 2007 2006 2005

すべて 雑誌論文 (17件) 学会発表 (2件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 朝鮮半島における造瓦技術の変遷2009

    • 著者名/発表者名
      亀田修一
    • 雑誌名

      古代東アジア交流の総合的研究

      ページ: 122 -156

  • [雑誌論文] 百濟の對梁外交2008

    • 著者名/発表者名
      田中俊明
    • 雑誌名

      忠清学と忠清文化 7 卷

      ページ: 83-132

  • [雑誌論文] 朝鮮三国王都の変遷2008

    • 著者名/発表者名
      田中俊明
    • 雑誌名

      古代東アジア交流の総合的研究

      ページ: 417-436

  • [雑誌論文] 武珍古城出土文字瓦の再検討2008

    • 著者名/発表者名
      吉井秀夫
    • 雑誌名

      吾々の考古学

      ページ: 583-599

  • [雑誌論文] 日韓古代山城の比較2008

    • 著者名/発表者名
      亀田修一
    • 雑誌名

      古代武器研究 9号

      ページ: 72-81

  • [雑誌論文] 百済刻印瓦覚書2007

    • 著者名/発表者名
      高正龍
    • 雑誌名

      朝鮮古代研究 8号

      ページ: 63-76

  • [雑誌論文] 高句麗平壤都城と王宮城2007

    • 著者名/発表者名
      田中俊明
    • 雑誌名

      馬韓・百済文化 17 輯

      ページ: 59-82

  • [雑誌論文] 安祥寺開祖恵運の渡海2007

    • 著者名/発表者名
      田中俊明
    • 雑誌名

      上原真人編『皇太后の山寺』

      ページ: 156-183

  • [雑誌論文] 統一新羅施釉瓦?考-施釉敷?の編年と性格-2006

    • 著者名/発表者名
      高正龍
    • 雑誌名

      有光教一先生白寿記念論叢

      ページ: 303-318

  • [雑誌論文] 百済武寧王の登場と文周王系2006

    • 著者名/発表者名
      田中俊明
    • 雑誌名

      有光教一先生白寿記念論叢

      ページ: 155-171

  • [雑誌論文] 釜山考古会と博物館建設運動2006

    • 著者名/発表者名
      吉井秀夫
    • 雑誌名

      喜谷美宣先生古稀記念論集

      ページ: 675-684

  • [雑誌論文] 新羅王京に対する見方2006

    • 著者名/発表者名
      田中俊明
    • 雑誌名

      建築歴史研究 15 卷4 号

      ページ: 161-172

  • [雑誌論文] 朝鮮三国の都城と中国2006

    • 著者名/発表者名
      田中俊明
    • 雑誌名

      都市と環境の歴史学 第2集

      ページ: 427-448

  • [雑誌論文] 高句麗寺院の調査と現状2006

    • 著者名/発表者名
      田中俊明
    • 雑誌名

      第9回天台国際学術大会

      ページ: 57-87

  • [雑誌論文] 朝鮮半島西南部における古代国家形成過程の諸問題2005

    • 著者名/発表者名
      吉井秀夫
    • 雑誌名

      国家形成の比較研究

      ページ: 120-138

  • [雑誌論文] 新羅顎部施文瓦の製作技法-統一新羅瓦の編年にむけて-2005

    • 著者名/発表者名
      高正龍
    • 雑誌名

      MUSEUM 東京国立博物館研究誌

      ページ: 47-63

  • [雑誌論文] 朝鮮半島北部の滴水瓦-平壌普通門・大同門、義州統軍停所用瓦の検討-2005

    • 著者名/発表者名
      高正龍
    • 雑誌名

      立命館大学考古学論集

      ページ: 367-386

  • [学会発表] 5~6世紀南海岸地域の伽耶・百済・倭2008

    • 著者名/発表者名
      田中俊明
    • 学会等名
      韓国上古史学会
    • 発表場所
      韓国・順天大学校
    • 年月日
      2008-11-14
  • [学会発表] 新羅王京に対する見方2006

    • 著者名/発表者名
      田中俊明
    • 学会等名
      韓国建築歴史学会
    • 発表場所
      韓国・ソウル大学校
    • 年月日
      2006-10-21
  • [図書] 古代の日本と加耶2009

    • 著者名/発表者名
      田中俊明
    • 総ページ数
      106
    • 出版者
      山川出版社
  • [図書] 古代日韓瓦の研究2006

    • 著者名/発表者名
      亀田修一
    • 総ページ数
      502
    • 出版者
      吉川弘文館

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公開日: 2010-06-10   更新日: 2016-04-21  

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