研究課題/領域番号 |
17320119
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
岡崎 敦 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 准教授 (40194336)
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研究分担者 |
丹下 栄 下関市立大学, 経済学部, 教授 (10179921)
城戸 照子 大分大学, 経済学部, 教授 (10212169)
森 貴子 愛媛大学, 教育学部, 専任講師 (10346661)
足立 孝 弘前大学, 人文学部, 准教授 (90377763)
花田 洋一郎 西南学院大学, 経済学部, 教授 (40284476)
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キーワード | 西洋史 / 中世史 / 史料論 / 比較史 / アーカイヴズ |
研究概要 |
本研究は、伝統的に史料学研究の中心領域であった西欧中世史を主たる対象として、近年の史料論研究の動向を整理・分析し、さらに歴史学界全体を視野に入れた問題提起を行うことを目標として提示した。この際、他の時代、とりわけ近世史や、日本・東洋史等を専攻する研究者との交流により、比較史的観点による諸問題の検討を深めることに留意した。19年度は、以下のような成果をあげた。 1.西欧中世史料論についての研究会を、以下のように開催した。 (1)2007年9月23日、24日に、「史料論についての学界動向」をテーマに研究会を開催した。 (2)2007年9、月23日に、ブルゴーニュ研究会との合同研究会を開催した。 (3)2007年12月2日、史料論についての研究報告会を開催した。 2.史料論と関係するシンポジウムの企画に参加した。 (1)2007年6月18日に、パリ国立文書館で開催された「アーカイヴズ、権力、社会」と題する国際シンポジウムの企画に関与した。 (2)2007年12月14日、15日に、立教大学で開催された「近世アーカイヴ図の多国間比較」と題する国際シンポジウムの企画に関与した。 3.その他、主な研究報告 (1)2008年3月18日に、高等研究員第4部門(パリ、ソルボンヌ)で、研究報告を行った。 4.19年度の研究成果を、『西欧中世比較史料論研究 平成19年度研究成果年次報告書』として刊行した。
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