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2005 年度 実績報告書

知識経済化の進展と学習地域・学習ネットワークの形成

研究課題

研究課題/領域番号 17320133
研究機関広島大学

研究代表者

友澤 和夫  広島大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (40227640)

研究分担者 岡橋 秀典  広島大学, 大学院・文学研究科, 教授 (00150540)
フンク カロリン  広島大学, 総合科学部, 助教授 (70271400)
石丸 哲史  福岡教育大学, 教育学部, 教授 (50223029)
鍬塚 賢太郎  琉球大学, 法文学部, 講師 (40346466)
梅田 克樹  北海道大学, 大学院・文学研究科, 助手 (20344533)
キーワード知識経済 / 学習地域 / 学習ネットワーク / 知識型産業
研究概要

本年度は研究の初年度にあたり,予備的調査中心の研究活動を実施した。
(1)知識経済化や学習地域に関する内外の研究動向を整理した(友澤)。欧米では多くの研究が蓄積されつつあるが,知識型産業を取り扱ったものが中心で,学習プロセスや学習ネットワークについては,等閑視されていることが明らかになった。また,日本では当該分野全般の研究が不足していることも分かり,本研究の重要性を改めて認識した。
(2)来年度以降の本調査に向けて各自が予備的調査を実施し,調査地域・産業に関する概要や基礎的なデータを入手した。以下,各人が進めた研究の内容を示す。
友澤:(1)発展途上国の工業化において,日本などの先進国の生産管理方式の導入状況を調査した。
(2)産学連携を通じた学習地域形成をみるため,その媒介役となっているTLOのデータベースを作成し,概要を把握した。
岡橋:農村における景観保全を通じた地域おこしの過程にみる学習ネットワークの実情を,大分県を例に把握した。
フンク:学習型観光の成立について,瀬戸内島嶼地域への体験学習型修学旅行を中心に調査した。
石丸:東京都の2つの商店街を事例に,商業振興を通じた商店街の再生過程における学習や学習ネットワークの概要を捉えた。
鍬塚:沖縄県におけるコールセンターの立地展開についてデータベースを作成し,その概要を得た。
梅田:北海道の大豆産地形成プロセスにみる学習ネットワークの形成について,農協へのヒアリング調査により概要を得た。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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