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2005 年度 実績報告書

GISを用いた城下町に関する歴史情報システムの構築と解析

研究課題

研究課題/領域番号 17320135
研究機関徳島大学

研究代表者

平井 松午  徳島大学, 総合科学部, 教授 (20156631)

研究分担者 豊田 哲也  徳島大学, 総合科学部, 助教授 (30260615)
田中 耕市  徳島大学, 総合科学部, 講師 (20372716)
桑原 恵  徳島大学, 総合科学部, 教授 (00180092)
定森 秀夫  徳島大学, 埋蔵文化財調査室, 助教授 (90142637)
中村 豊  徳島大学, 埋蔵文化財調査室, 助手 (30291496)
キーワードGIS / 情報システム / 日本史 / 考古学 / 城下町 / 絵図 / データベース / 画像データ
研究概要

1.本研究の目的は、城下町GIS地図による近世都市景観の復原成果を、徳島大学附属図書館所蔵史料をベースとする藩士データベースや藩士屋敷の発掘成果と統合・解析することで、徳島藩の支配体制や城下町構造を明らかにすることにある。
2.平成17年度における主な研究実績は次の通りで、予定通り研究計画を遂行した。
(1)打ち合わせ会議を2回(5月・2月)開催するとともに、7月には洲本市で資料収集や市内巡検を行った。また、パソコン・ソフト類を購入したほか、東京・京都市等においても関係資料の収集を行った。
(2)基礎資料となる淡路文化史料館所蔵の洲本城下・淡路関係絵図類約45点についてデジタル画像データ化を行った。うち7点については専門業者に依託して高精細画像データを作成した。
(3)同館および洲本市役所が所蔵する洲本市都市計画図類13点について、購入した大型スキャナーにより高精細デジタル画像を作成し、淡路関係の旧版地形図・空中写真の画像データも購入した。
(4)徳島大学附属図書館が所蔵する阿波・淡路国絵図ならびに徳島・洲本城下絵図の高精細画像データ8点を、附属図書館HP(http://www.lib.tokushima-u.ac.jp/~mado/)に追加掲載し、Web上でインターネット配信した。
(5)藩士DBについては、約1,700家12,000件分の藩士名テキストデータを作成した。
(6)発掘資料のDB化にあたっては、常三島遺跡の一部について発掘成果報告書を刊行した。
(7)国絵図研究会編『国絵図の世界』の中で、平井が「淡路国絵図」・「阿波国絵図」に描かれた洲本・徳島城下町について紹介した。
(8)平成17年12月に平井が「阿波の国絵図と城絵図」と題して徳島城址を愛する会で、同18年2月に研究協力者の根津寿夫が「『蜂須賀家家臣成立書』からみた阿波の社会史」と題して徳島大学附属図書館で講演した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006 2005

すべて 図書 (2件)

  • [図書] 常三島遺跡2-工学部実習棟地点・地域共同研究センター棟地点-(『徳島大学埋蔵文化財調査報告書』第3巻)2006

    • 著者名/発表者名
      北條芳隆ほか
    • 総ページ数
      120
    • 出版者
      徳島大学埋蔵文化財調査室
  • [図書] 国絵図の世界2005

    • 著者名/発表者名
      国絵図研究会編
    • 総ページ数
      403
    • 出版者
      柏書房

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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