| 研究課題/領域番号 |
17320135
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| 研究機関 | 徳島大学 |
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研究代表者 |
平井 松午 徳島大学, 総合科学部, 教授 (20156631)
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| 研究分担者 |
豊田 哲也 徳島大学, 総合科学部, 助教授 (30260615)
田中 耕市 徳島大学, 総合科学部, 助教授 (20372716)
桑原 恵 徳島大学, 総合科学部, 教授 (00180092)
定森 秀夫 徳島大学, 総合科学部, 助教授 (90142637)
中村 豊 徳島大学, 埋蔵文化財調査室, 助手 (30291496)
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| キーワード | GIS / 情報システム / 日本史 / 考古学 / 城下町 / 絵図 / データベース / 画像データ |
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| 研究概要 |
1.本研究の目的は、城下町GIS地図による近世都市景観の復原成果を、徳島大学附属図書館所蔵史料をベースとする藩士データベースや藩士屋敷の発掘成果と統合・解析することで、徳島藩の支配体制や城下町構造を明らかにすることにある。
2.平成18年度における主な研究実績は次の通りで、予定通り研究計画を遂行した。
(1)打ち合わせ会議を兼ねて、平成18年12月および平成19年2月に、洲本市および淡路島で資料収集や調査を行った。また、高知市・名古屋市等においても関係資料の収集を行うとともに、近江八幡市や名古屋市等で開催された学会・研究会等に出席して情報収集・意見交換を行った。
(2)この間引き続き、城下絵図画像データを収集するともに、パソコン・デジタルビデオカメラ・ソフト類、およびデジタル地図データ、消耗品等を購入し、分析にあたっては学生補助を雇用した。
(3)また、約1,700家12,000件分の藩士データベース、ならびに徳島・洲本城下町に関するGISデータの作成を引き続き行った。
(4)平成18年9〜10月に、平井は徳島大学ガレリア新蔵において、徳島大学附属図書館所蔵国絵図を中心に第3回特別展「阿波・淡路の国絵図と五街道」を開催するとともに、10月11日開催の附属図書館講演会で「阿波・淡路の国絵図を読む」と題して講演した。また、研究協力者である根津寿夫は、11月16日開催の地方史協議会徳島例会において「城下町徳島の社会史-民衆的世界の展開-」と題して報告した。さらに平井と根津は、本研究成果をもとに、現在印刷中の『阿波・淡路国絵図の世界』(徳島市立徳島城博物館)を編集した。
(5)平成19年度は、7月に洲本市で本科研成果にもとづく研究シンポジウムの開催を予定している。また平井は、2007年度人文地理学会特別研究発表において「古地図のGIS的世界」と題して、本科研成果を発表の予定である。
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