研究課題/領域番号 |
17320139
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
中谷 文美 岡山大学, 大学院社会文化科学研究科, 教授 (90288697)
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連携研究者 |
宇田川 妙子 国立民族学博物館, 先端人類科学研究部, 准教授 (90211771)
石川 登 京都大学, 東南アジア研究所, 准教授 (50273503)
金野 美奈子 神戸大学, 大学院国際文化学研究科, 准教授 (20346232)
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研究協力者 |
松前 もゆる 明治学院大学, 非常勤講師
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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キーワード | 仕事の人類学 / 労働 / 性別分業 / 社会政策 / 国際比較 / ワークスタイルの多様化 / ヨーロッパ / アジア |
研究概要 |
本研究では、日本、オランダ、イタリア、ブルガリア、マレーシアという5つの異なる社会において、広い意味での「仕事」をめぐる事象や社会通念が、それぞれの社会におけるジェンダー規範や政治的・経済的変化との相互作用の中で、どのように変容し、あるいは維持されてきたかという問題を比較・検討した。その結果、何が仕事で、何が仕事でないか、といった区分も含め、多様な労働観が各社会に存在すること、また急速な産業化、政治体制の変化、社会政策の展開などが、仕事の水準をめぐる規範や特定の労働の担い手などに変化をもたらす過程を明らかにできた。
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