研究課題/領域番号 |
17330009
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小森 光夫 北海道大学, 大学院公共政策学連携研究部, 教授 (70110286)
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研究分担者 |
吾郷 眞一 九州大学, 法学研究院, 教授 (50114202)
児矢野 マリ 静岡県立大学, 大学院国際学研究科, 助教授 (90212753)
酒井 啓亘 京都大学, 大学院法学研究科, 教授 (80252807)
寺谷 広司 東京大学, 大学院法学政治学研究科, 助教授 (30261944)
古谷 修一 早稲田大学, 大学院法務研究科, 教授 (50209194)
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キーワード | 国際公共利益 / グローバルガバナンス / 国際環境法 / 協議制度 / 締約国会議 / 国際行政法 / 国際刑事裁判所 / 国際人権保護 |
研究概要 |
本年度は、国内では、それぞれ2日にわたる定例研究会を、7月に北海道大学、12月に早稲田大学で行った。7月の研究会での議題と報告者は、「国際労働基準と企業の社会的責任」(吾郷眞一)、「国際人権の実行における条約の意義」(寺谷広司)、「国連の平和維持活動と実効性」(酒井啓亘)、「国際環境法における予防原則(堀口健夫)、「国際政治における権力要因の構成」(ポール・ベーコン、特別参加)である。また、12月の研究会での報告議題と報告者は,「南極環境保護議定書附属書VI「環境的緊急事態から生じるliability」(柴田明穂)、「国際紛争へのコンフリクト・マネジメント的アプローチ」(宮野洋一)、「宇宙条約6条の国内的履行」(佐古田彰)、「国際法の遵守における外交的保護の機能と実効性」(加藤信行)、「今後の研究計画の進行について」(小森光夫)である。更に、4月と9月の2回、英国のケンブリッジで、外国の研究協力者であるオランダのカレル・ヴェーレンス教授、平成19年度に開催するシンポジウムに招請する予定のA・カーン、M・セッガーのケンブリッジ大学研究員、および分担者の児矢野マリを交えて、シンポジウムの形式と構成について議論するとともに、研究成果の公表について検討し、研究書としてまとめ上げるための問題設定、構成などについての作業を行った。幸いにも、ケンブリッジ大学出版局の編集者が、この研究計画を図書として刊行する方向で作業を引き受けてくれた結果、現在、研究分担者それぞれが、研究の基本方針に基づき、それぞれの分担領域について、英文の執筆作業を進めている。
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