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2005 年度 実績報告書

社会保険における構造改革の国際比較分析と規範原理の再構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17330013
研究機関熊本学園大学

研究代表者

河野 正輝  熊本学園大学, 社会福祉学部, 教授 (70032703)

研究分担者 阿部 和光  久留米大学, 法学部, 教授 (80175900)
高倉 統一  熊本学園大学, 社会福祉学部, 助教授 (90253385)
西田 和弘  岡山大学, 法学部, 助教授 (70284859)
石田 道彦  金沢大学, 法学部, 助教授 (10295016)
井原 辰夫  九州大学, 大学院・法学研究院, 助教授 (60380648)
キーワード社会法学 / 社会保障法 / 社会保険
研究概要

本研究計画の初年度にあたる平成17年度において、研究実績の第1は、社会保険法理の変容に関する足かけ2年間にわたる共同研究の成果を、日本社会保障法学会第48回大会(2005年10月、於岡山大学)のシンポジウム「社会保険の変容と社会保障法」(司会:河野正輝・良永彌太郎)において発表したことである。研究分担者の学会報告テーマは次のとおりである。
阿部和光「社会保険の法的検討の意義」
井原辰夫「社会保険における被保険者の位置付け-医療保険における保険者機能強化論を中心に-」
石田道彦「社会保険法における保険事故概念の機能と変容-予防給付を手がかりに-」
西田和弘「社会保険サービス給付の給付水準」
丸谷浩介「社会保険費用負担の法関係」
なお、以上の各報告の内容は、質疑応答とともに、学会誌『社会保障法』21号(2006年5月)、法律文化社、に掲載されることとなっている。
研究実績の第2は、ヨーロッパの先進諸国における社会保険改革の実態調査計画に従って、ドイツは、マックスプランク研究所(ミュンヘン)において、フランスはOECD,全国疾病金庫連合会、フランス保健省、および全国家族手当金庫において、オランダはオランダ保健省において、イギリスはケンブリッジ大学等において、それぞれ聞き取り調査を行ったことである。平成18年度も継続して国際比較調査を進めることとしている。
研究実績の第3は、社会保険と社会扶助の西システムに関係する自立支援サービスの国際的動向とわが国の法制のあり方について、研究成果を公表(河野正輝および井原辰夫の研究発表を参照)したことである。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (6件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 社会保険の法的検討の意義2006

    • 著者名/発表者名
      阿部和光
    • 雑誌名

      社会保障法 21号

  • [雑誌論文] 社会保険における被保険者の位置付け-医療保険における保険者機能強化論を中心に-2006

    • 著者名/発表者名
      井原辰夫
    • 雑誌名

      社会保障法 21号

  • [雑誌論文] 社会保険法における保険事故概念の機能と変容-予防給付を手がかりに-2006

    • 著者名/発表者名
      石田道彦
    • 雑誌名

      社会保障法 21号

  • [雑誌論文] 社会保険サービス給付の給付水準2006

    • 著者名/発表者名
      西田和弘
    • 雑誌名

      社会保障法 21号

  • [雑誌論文] オランダにおける高齢者および障害者に対するケアに関する施策について2006

    • 著者名/発表者名
      井原辰夫
    • 雑誌名

      海外社会保障研究 154号

      ページ: 26-36

  • [雑誌論文] 自立支援サービスの新展開と権利擁護の課題2005

    • 著者名/発表者名
      河野正輝
    • 雑誌名

      民商法雑誌 133巻・2号

      ページ: 129-159

  • [図書] 社会福祉法の新展開2006

    • 著者名/発表者名
      河野正輝
    • 総ページ数
      286
    • 出版者
      有斐閣

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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