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2006 年度 研究成果報告書概要

医事訴訟審理の効率的コミュニケーションモデルの構築に向けた比較・実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 17330020
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 民事法学
研究機関大阪大学

研究代表者

池田 辰夫  大阪大学, 高等司法研究科, 教授 (50135638)

研究分担者 下村 眞美  大阪大学, 高等司法研究科, 教授 (50346128)
出水 順  大阪大学, 高等司法研究科, 特任教授 (80403020)
藤本 利一  大阪大学, 高等司法研究科, 准教授 (60273869)
山下 典孝  大阪大学, 高等司法研究科, 准教授 (00278087)
仁木 恒夫  大阪大学, 法学研究科, 准教授 (80284470)
研究期間 (年度) 2005 – 2006
キーワード医療訴訟 / 専門委員 / 鑑定
研究概要

医療、知財および建築紛争等のような、その紛争処理に科学的知見を必要とするいわゆる専門訴訟と呼ばれる領域にいては、その事件内容の専門性、複雑さのために、審理期間が他の通常事件と比較して、相当程度の長期を要するものであると認識されてきた。そのために、まず要求されるのは、審理期間を短縮し、訴訟にかかる費用と時間を削減する効率的な審理モデルの構築である。しかしながら、効率性を過度に追求した場合、関係当事者の、とりわけ、患者側の紛争処理に対する理解、納得や満足といった感情が蔑ろにされることもないとはいえない。というのも、通常事件においても、難解な訴訟専門用語が戦わされる訴訟の場において、さらに、高度な科学的知見がその理解のために必要とされる医学的専門用語が、訴訟上、駆使されるからである。それゆえ、本研究では,効率性に配慮した審理モデルを企図しつつも、当事者が本案審理にさいして、疎外されることのないよう、専門家を含めたコミュニケーションの充実を図ることが重要であるということが明らかとなった。この点,とくに,専門家の意見をどのように調達し,裁判所,両訴訟当事者の間で共有するかが問題とされていた。日本の医療集中部を要する先端的な訴訟実務では,中立的な鑑定人制度の構築を実現する動きがあった。これに対して,アメリカ合衆国の医療訴訟の現状では,それぞれの当事者がベストと思われる専門家証人を法廷に招聘し,事件処理が行われてきたが,一方で,中立的な立場からの専門家意見を調達すべきとの見解が出され,そのような動きも見られつつある。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 医師賠償責任保険契約における保険事故に関する-考察2008

    • 著者名/発表者名
      山下典孝
    • 雑誌名

      損害保険研究 69・4

      ページ: 1-19

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] Consideration Concerning Insurable Contingency in Medical Doctor Liability Insurance Contract2008

    • 著者名/発表者名
      Noritaka, Yamashita
    • 雑誌名

      Songai Hoken Kenkyu No. 69-4

      ページ: 1-19

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

URL: 

公開日: 2010-06-09  

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