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2007 年度 実績報告書

日本の国連外交-歴史的・理論的分析

研究課題

研究課題/領域番号 17330036
研究機関一橋大学

研究代表者

大芝 亮  一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (50168910)

研究分担者 納家 政嗣  青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (50172581)
山田 敦  一橋大学, 大学院・法学研究科, 教授 (40293146)
内田 孟男  中央大学, 経済学部, 教授 (90276684)
滝田 賢治  中央大学, 法学部, 教授 (50129962)
佐々木 卓也  立教大学, 法学部, 教授 (60202090)
キーワード政治学 / 国際関係 / 国際連合 / 国際組織 / 日本外交
研究概要

平成19年度は、日本の国連外交のなかで、1991年の湾岸戦争に関する日本外交に焦点をあてて、ヒアリングおよび研究会を開催した。具体的には、外務省関係として岡本行夫、宮家邦彦、折田正樹にヒアリングを行い、果たして日本の国連外交および日本の外交において、湾岸戦争は転換点であったのかどうか、その後、日本外交はどのように変化したのか、さらに、現在も外務省には湾岸トラウマが残っているのか、などについて議論を行った。
国連関係者やNGO関係者にもヒアリングを行った。日比絵里子氏からは、開発援助分野における日本の国連外交について報告を行ってもらい、カンボジアでNGO活動を行っている栗本英世氏からは、自衛隊がはじめてPKOに参加し海外に派遣された1993年のカンボジア選挙以降のカンボジアと日本の取組について報告を行ってもらった。こうした実務家のヒアリングに加えて、吉川元、秋山信将等が学術的な研究報告を行った。こうした研究会を通じて、日本の国連外交の論点整理を行った。
海外における国連研究の動向を調査するために、山田敦が、アメリカ政治学会に参加した。また、大芝は、『オーラルヒストリー日本と国連の50年』(ミネルヴァ書房)についての総括に関する英文翻訳を進めた。
研究会におけるこれまでのヒアリングを参考に、政策研究大学院が以前に行ったオーラルヒストリーの資料等も収集しながら、研究代表者・研究分担者は日本の国連外交の特質およびその変容について、現在成果をまとめている。

  • 研究成果

    (13件)

すべて 2009 2008 2007

すべて 雑誌論文 (3件) 図書 (10件)

  • [雑誌論文] 反グローバル化の広がりと繋がり2008

    • 著者名/発表者名
      山田敦
    • 雑誌名

      国際政治 153

      ページ: 157-174

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 国連事務総長の政治的リーダーシップ再考2007

    • 著者名/発表者名
      内田孟男
    • 雑誌名

      中央大学政策文化総合研究所年報 第10号

      ページ: 3-23

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] 序論 冷戦後世界とアメリカ外交2007

    • 著者名/発表者名
      滝田賢治
    • 雑誌名

      国際政治 150

      ページ: 1-17

  • [図書] 日本国際政治学会編『日本の国際政治学第2巻 国境なき国際政治』序章「国境なき国際政治」(pp. 1-16)2009

    • 著者名/発表者名
      大芝亮
    • 総ページ数
      288
    • 出版者
      有斐閣
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [図書] 日本国際政治学会編『日本の国際政治学第4巻 歴史の中の国際政治』第6章「米ソ冷戦史」(pp. 111-131)2009

    • 著者名/発表者名
      佐々木卓也
    • 総ページ数
      295
    • 出版者
      有斐閣
  • [図書] 日本国際政治学会編『日本の国際政治学第2巻 国境なき国際政治』第9章「領域管理と国際秩序」(pp. 177-195)2009

    • 著者名/発表者名
      山田哲也
    • 総ページ数
      288
    • 出版者
      有斐閣
  • [図書] 大芝亮編著『国際政治学入門』序章「国際政治学とは何か」(pp. 1-11)2008

    • 著者名/発表者名
      大芝亮
    • 総ページ数
      231
    • 出版者
      ミネルヴァ書房
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [図書] 日本平和学会編『国際機構と平和』4章「開発に関わる国際機構と平和」(pp. 61-74)2008

    • 著者名/発表者名
      大芝亮
    • 総ページ数
      202
    • 出版者
      早稲田大学出版部
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [図書] 横田洋三、宮野洋一編著『グローバルガバナンスと国連の将来』第14章「国連と市民社会」(pp. 299-321)2008

    • 著者名/発表者名
      内田孟男
    • 総ページ数
      279
    • 出版者
      中央大学出版部
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [図書] アイゼンハワー政権の封じ込め政策:ソ連の脅威、ミサイル・ギャップ論争と東西交流2008

    • 著者名/発表者名
      佐々木卓也
    • 総ページ数
      254
    • 出版者
      有斐閣
  • [図書] 野林健、大芝亮、納家政嗣、山田敦、長尾悟共著『国際政治経済学・入門』第1章「国際政治経済の見方(pp. 24-60)」、第9章「経済発展と人権、民主化」(pp. 200-221)、第10章「地球環境をめぐる政治経済」(pp. 222-239)2007

    • 著者名/発表者名
      大芝亮
    • 総ページ数
      351
    • 出版者
      有斐閣
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [図書] 野林健、大芝亮、納家政嗣、山田敦、長尾悟共著『国際政治経済学・入門』第7章「科学技術と現代国際関係」(pp. 159-179)、第8章「移民をめぐる政治と経済」(pp. 180-199)、終章「国際政治経済学の未来像」(pp. 307-326)2007

    • 著者名/発表者名
      山田敦
    • 総ページ数
      351
    • 出版者
      有斐閣
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [図書] 野林健、大芝亮、納家政嗣、山田敦、長尾悟共著『国際政治経済学・入門』第2章「力の構造と国際経済体制」(pp. 61-77)、第3章「冷戦とブレトンウッズ体制」(pp. 78-101)、第4章「安全保障と経済」pp. 102-123)2007

    • 著者名/発表者名
      納家政嗣
    • 総ページ数
      351
    • 出版者
      有斐閣

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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