研究分担者 |
北村 かよ子 拓殖大学, 国際開発学部, 教授 (10317670)
渡辺 研司 長岡技術科学大学, 工学部, 助教授 (90361930)
松井 志菜子 長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (80377217)
ZAVARSKY Pavol 長岡技術科学大学, 工学部, 助教授
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研究概要 |
本年度は計画の初年度にあたり,(1)各種指標の収集を進めるとともに,(2)インターネット上で各種指標を閲覧するためのデータベースシステムとグラフィック表示システムを開発し,また,(3)これらの指標の開発に関する計画について関係する国際的なフォーラムで発表し,協力を申し入れた.さらに,指標体系のあり方についても予備的検討のアイデアをいくつかの学会で発表し意見を求めた.以下,項目別に具体的に解説する. (1)各種指標の収集は,ITU, UNESCOなどの既存の統計の収集のほかに,独自のデータとして,IT人材関係の指標として,国際情報オリンピック(IOI)の国別入賞者数,ACM主催大学間対抗プログラミングコンテストの最終選考出場チーム数,SWIFT加盟銀行数や交換メッセージ件数などのデータの収集を行った. (2)MySQLとPHPにより,インターネット上で各種指標を閲覧するためのデータベースシステムと時系列データの国別比較が容易に行えるグラフィック表示システムを開発した.データはまだ不十分であるが,基本的な機能はそろったところであり,以下のサイトから閲覧できる.今後,これに改良を加えていく予定である. デーダベースシステム http://gii.nagaokaut.ac.jp/SEARCC グラフィック表示システム http://gii.nagaokaut.ac.jp/ICTGraph (3)指標の充実と政策実践の場における活用のためには各国の情報政策当事者との協力,協同関係の構築が不可欠であるために,以下の国際的フォーラムでの発表をおこなった. 2005年10月 Asian Forum for Information Technology (AFIT), Cebu, Philippines 2005年9月 Southeast Asian Regional Computer Confederation (SEARCC), Sydney, Australia
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