研究概要 |
政策立案・点検のための指標たることを目指す本目標/指標体系は、政策評価・点検の枠組みとしての理論的・実践的妥当性、指標化の現実的可能性などの観点から検討を重ねつつ最終的な体系にまとめて行かねばならない.現在までに,その雛形として,国連のミレニアム開発目標の体系をモデルとする目標/指標体系の構築を進めてきており,具体的な政策評価にとっての有効性の検討も進めてきた.他方,具体的に活用されていくためには,継続的かつ定期的に作成することの可能性も併せて検討を行う必要があり,現在,この両面からの研究を進めてきた. また,デジタルデバイドの度合いを数値化する指標として,経済政策の分野でしばしば用いられるジニ係数をデジタルデバイドに当てはめ,国際レベル,国内レベル(地域間格差)の両レベルでその有効性の検証を行った.
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