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2007 年度 実績報告書

わが国証券市場の機能と投資家の行動バイアス:アンケート調査と実験の融合による研究

研究課題

研究課題/領域番号 17330075
研究機関早稲田大学

研究代表者

宇野 淳  早稲田大学, 商学学術院, 教授 (00349218)

研究分担者 首藤 恵  早稲田大学, 商学学術院, 教授 (10206568)
谷川 寧彦  早稲田大学, 商学学術院, 准教授 (60163622)
広田 真一  早稲田大学, 商学学術院, 准教授 (40238415)
須齋 正幸  長崎大学, 経済学部, 教授 (40206454)
森保 洋  長崎大学, 経済学部, 助教授 (10304924)
キーワード行動バイアス / 機関投資家行動 / ガバナンス / アンケート調査 / 実験研究 / 仮想市場システム
研究概要

(1)ファンド・マネージャーヘのアンケート調査に基づく分析
首藤は、日本ファイナンス学会(2007年6月、慶慮義塾大学)において「7アンド・マネージャーの行動バイアスとインセンティブ構造」を報告した。その後、産業経済研究所ブラウンバック・セミナーで講演を行った。
須齋・森保は「ファンド・マネージャーのリスク態度の論理整合性と投資行動の特徴:アンケート調査に基づく検証」として分析をとりまとめ。日本金融学会(2007年9月9日、同志社大学)で報告し、その後、資産運用会社6社から追加的な聞き取り調査を行い、米国のSouthwestern Finance Association(2008年3月6日)で報告した。
俊野は、情報の選別的認識に関するrMore Evidence of Home Bias」を報告した。
(2)実験チームによる投資行動の検証
宇野は、ファンド・マネージャーの行動を実証分析し、日本ファイナンス学会で報告し、これを踏まえて5月、7月、11月に投資行動に関する実験を行い、総括論文「インデックス・ファンドの行動と流動性:実証と実験による検証」をまとめた。
また、谷川・広田はrDo Noise Traders Affect Stock Prices Experimental Study」として、実験結果からノイズトレーダーが価格形成に及ぼす影響を報告した。
(3)研究成果報告会等
2008年3月14日に本研究プロジェクトの研究成果報告会を開催した。5本の論文報告を行い、専門分野の研究者からコメントと討論があった。報告会には、研究者・実務家合計で150名が参加し、研究結果についてフィードバックが得られた。コメント等を踏まえて最終的に取りまとめた論文は早稲田大学ファイナンス研究センターのワーキングペーパーとして公表した。研究成果は学術誌ないし本として刊行する予定である。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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