研究課題/領域番号 |
17330079
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研究機関 | 専修大学 |
研究代表者 |
齋藤 憲 専修大学, 経営学部, 教授 (10195985)
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研究分担者 |
池上 和夫 神奈川大学, 経済学部, 教授 (90102219)
石井 寛治 東京経済大学, 経営学部, 教授 (20012122)
伊藤 正直 東京大学, 大学院経済学研究科, 教授 (70107499)
植田 欣次 創価大学, 経営学部, 教授 (40232748)
小川 功 滋賀大学, 経済学部, 教授 (70252377)
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キーワード | 金融論 / 経営学 / 経済史 / 思想史 / 日本史 |
研究概要 |
1.平成18年8月30日から9月1日にかけて、全国地方銀行協会地方銀行研修所で夏期合宿を開催し、プロジェクト参加者の研究経過報告、今後の計画・スケジュールを研究協力者も含めて各員15分程度報告させた。その結果進捗状況のばらつきが明らかとなり、遅れている研究者からは、その対策を具体的に報告してもらった。 2.毎月全国地方銀行協会で研究会を開催しているが、プロジェクトに関連する報告回数が増加して、通常の金融史研究報告を上回るようになった。それを示せば、以下の通りである。伊牟田敏充(研究協力者)「復帰前の沖縄県の金融-ビジネス・モデルをめぐる日米の差異-」(5月)、渋谷隆一(研究協力者)「旧庄内藩御家禄派の企業展開と儒教-第六十七国立、本立両行分析の前提として-」(6月)、石井寛治「幕末期大阪の中規模両替商による商人金融」、小川功「大正期破綻銀行のリスク選好と『虚業家』-ビジネス・モデルの虚構性検証をめぐって-」(以上夏合宿の研究報告)、齋藤憲「戦前期における金融ビジネス・モデルの変遷」(11月)、伊藤正直「1945〜60年の地方銀行」(12月)、迎由理男「明治30年代の安田銀行-稟議簿の分析を中心に-」(平成19年1月)、西村はつ(研究協力者)「有価証券所有者から見た名古屋有力三行の経営(1920〜1932)」(同3月) 3.雑誌論文も研究ノートまで含めれば、合計9本を数えることができた(次頁にはそのうち6本記載)。また論文準備中のプロジェクト参加者も多く、必要がないと考えて冬期合宿を開催しなかった。その代わりとして、フラッシュメモリーとフロッピィディスクを年度末に配って、次年度の実績報告書の準備を促した。
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