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2005 年度 実績報告書

NPO,政府,企業間の戦略的パートナーシップ

研究課題

研究課題/領域番号 17330081
研究機関北海道大学

研究代表者

小島 廣光  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (80093029)

研究分担者 平本 健太  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (00238388)
寺本 義也  早稲田大学, 大学院・アジア太平洋研究科, 教授 (30062178)
岡田 美弥子  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (30333587)
坂川 裕司  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (40301965)
福島 英史  法政大学, 経営学部, 助教授 (20313439)
キーワード戦略的パートナーシップ / NPO / 政府 / 企業
研究概要

本研究は3ヶ年計画で実施される.第1年度にあたる平成17年度は以下の通り,おおむね当初の研究計画に沿って研究が実施された.以下,簡単に説明する.
第1に,「NPO,政府,企業間の戦略的パートナーシップ」に関連する文献ならびに各種資料を渉猟し,これまでの研究を各自の専門領域の立場から多面的にサーヴェイしつつ,試論的分析枠組を演繹的に導出した。
第2に,参与観察を行う戦略的パートナーシップの選定も並行して進めた。
第3に,「NPO,政府,企業間の戦略的パートナーシップ」の実践ならびに研究現状を把握すると同時に,資料収集と意見交換を行うため,神奈川大学,関西大学,県立広島大学との交流を行った。
第4に,研究代表者と研究分担者は,各自1ないし2事例を分担して予備調査を行い,上記の枠組を確認するとともに,一層の洗練化を図った。
第5に,予備調査を通して,インタビュー項目(半構造化インタビューの質問項目)を特定した。特定した参与観察のフィールドへ実際に出向き,今後のリサーチを行うための基盤づくりを行った。
第6に,効果的に展開されている「NPO,政府,企業間の戦略的パートナーシップ」を8つ選択し,各パートナーシップにおける,(1)参加組織の特定化と場の設定,(2)問題の認識・定義,(3)複数の解決策の生成・特定化,(4)解決策の決定・正当化,(5)正当化された解決策の実行,(6)パートナーシップ・アクティビストの行動を調査・分析した。
事例は,霧多布湿原トラスト,ツール・ド・北海道、パシフィック・ミュージック・フェスティバル,グリーンフリーズ・キャンペー,ジャパーンプラットフォーム,北海道グリーンファンド,北海道NPOバンク,北海道黒松内町の地域振興の8つである。
なお,本年度の研究成果の一部は,次頁に示す研究論文および著書として発表されている.

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (6件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 協働の窓モデル2006

    • 著者名/発表者名
      小島廣光
    • 雑誌名

      経済学研究 55・4

      ページ: 11-30

  • [雑誌論文] NPO法人のガバナンス2005

    • 著者名/発表者名
      小島廣光
    • 雑誌名

      非営利法人研究学会誌 7

      ページ: 1-14

  • [雑誌論文] 小売業態開発のマネジメント-店舗組織と多店舗組織におけるトレードオフ-2005

    • 著者名/発表者名
      坂川裕司
    • 雑誌名

      経済学研究 55・2

      ページ: 27-40

  • [雑誌論文] 情報システム有効性の規定因2005

    • 著者名/発表者名
      平本健太
    • 雑誌名

      経済学研究 55・3

      ページ: 19-32

  • [雑誌論文] マンガビジネスの成長要因2005

    • 著者名/発表者名
      岡田美弥子
    • 雑誌名

      赤門マネジメント・レビュー 4・7

      ページ: 337-341

  • [雑誌論文] 経営戦略と組織の相互作用-組織変革の戦略への影響経路-2005

    • 著者名/発表者名
      福島英史
    • 雑誌名

      経済学研究 55・1

      ページ: 35-48

  • [図書] コンテクスト転換のマネジメント-組織ネットワークによる「止揚的融合」と「共進化」に関する研究2005

    • 著者名/発表者名
      寺本義也
    • 総ページ数
      372
    • 出版者
      白桃書房

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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