研究課題/領域番号 |
17330089
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研究機関 | 城西大学 |
研究代表者 |
福島 和伸 城西大学, 経営学部, 教授 (40316675)
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研究分担者 |
香村 俊武 城西大学, 経営学部, 教授 (20015556)
大島 卓 城西大学, 経営学部, 教授 (80145804)
張 紀潯 城西大学, 経営学部, 教授 (20227341)
木内 正光 城西大学, 経営学部, 助手 (90383174)
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キーワード | 経営学 / サプライチェーンマネジメント |
研究概要 |
日本の自動車メーカー、民生用電子機器メーカー、そしてこれらの業界における部品メーカーを対象に、日本国内および中国における計12の事業所等を訪問して、予備調査を実施した。この予備調査によって、これらの業界におけるサプライチェーンマネジメントのシステム構築がどのように行われているのか、実態を把握することができた。中国での調査結果の一部については、すでに「アジアマーケットレビュー」において公表している。 予備調査の結果をもとに、サプライチェーンマネジメント・システムについて、システムのタイプ別の特徴を明らかにして、モデル化の予備検討を行った。タイプ別の特微の明確化については、需要特性に対するサプライチェーンの主たる目的(リードタイム短縮=サプライチェーン上の在庫低減、顧客サービスの向上など)やシステムの違いについて検討を加えた。また、モデル化検討の試みを開始した。モデル化の研究結果については、2006年1月に香港大学において開催された国際学会「International Conference on Logistics and Supply Chain Management」で一部を発表した。さらに、「城西大学経営紀要」および「The Josai Journal of Business Administration」において掲載決定済みであり、本年度末の発行予定である。 なお、日本、中国、米国の他大学の研究者との研究交流・共同研究も積極的に実施し、それぞれの成果を得た。 さらに、本研究を推進する過程で、関連する研究テーマとして、make-to-orderとmake-to-stockの比較に関する解析、輸配送に関するモデル解析研究の成果を出すことができたので、現在、学会誌等に投稿準備中である。
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