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2005 年度 実績報告書

環境コミュニケーションの長期効果に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17330098
研究機関筑波大学

研究代表者

西尾 チヅル  筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (80241769)

研究分担者 竹内 淑恵  法政大学, 経営学部, 教授 (40366828)
キーワードライフスタイル / 環境コミュニケーション / cultural creatives / 消費者行動 / マーケティング / 環境政策
研究概要

本研究は、消費者のエコロジー関与の醸成・育成するための環境コミュニケーションの方法を明らかにし、より具体的かつ実務で適用可能な環境コミュニケーションを設計・提示することを目的とする。具体的には(1)消費者の生活行動の背後にある価値とエコロジー意識や行動との関係の解明、(2)エコロジー意識や行動を醸成および育成するための環境コミュニケーションの設計、(3)環境コミュニケーションの短期効果の分析、(4)環境コミュニケーションの累積効果と磨耗効果の分析、(5)環境保全型ライフスタイルの促進と定着のための環境コミュニケーション戦略の提案から構成される。
初年度である本年度は、上記テーマ(1)を中心的に行い、テーマ(2)である、環境コミュニケーションを設計する上で基本となるコミュニケーションコンセプトと方法に関する知見を得ることを目的とする。消費者の価値観やライフスタイルに関する国内外の先行研究のレビューを行った結果、Ray & Anderson(2000)のcultural creativesと呼ばれる層が米国においてエコロジー行動や社会的責任行動の受容性が高いこと、これらの層を抽出するための指標化と国際比較研究が欧米の研究者が中心になって行われていること、著者らも日本の研究代表者としてこの国際比較研究プロジェクトに参画する機会を得た。そこで、Ray & Anderson(2000)の理論をベースに消費者の価値観とライフスタイルを測定する尺度の開発を行い、パイロットスタディ等を行い、指標化のための基礎的な研究を行った。なお、欧米8カ国と日本における国際比較研究は2006年夏に実施する予定である。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 2件)

  • [雑誌論文] 広告効果と広告調査2006

    • 著者名/発表者名
      竹内淑恵
    • 雑誌名

      平成18年版広告に携わる人の総合講座(日経広告研究所編)

      ページ: 201-217

  • [雑誌論文] 消費者のゴミ減量行動の規定要因2005

    • 著者名/発表者名
      西尾チヅル
    • 雑誌名

      消費者行動研究 Vol.11, No.1・2

      ページ: 1-18

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 広告認知と店頭配荷による販売への影響2005

    • 著者名/発表者名
      竹内淑恵
    • 雑誌名

      消費者行動研究 Vol.11, No.1・2

      ページ: 19-33

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Factors of Household Recycling and Waste Reduction Behavior2005

    • 著者名/発表者名
      Chizuru Nishio, Toshie Takeuchi
    • 雑誌名

      Asia-Pacific Advances in Consumer Research Vol.VI

      ページ: 46-51

  • [雑誌論文] ネットコミュニティのブランド態度形成効果2005

    • 著者名/発表者名
      金森剛, 西尾チヅル
    • 雑誌名

      日経広告研究所報 Vol.221

      ページ: 65-75

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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