研究課題/領域番号 |
17330116
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
油井 清光 神戸大学, 人文学研究科, 教授 (10200859)
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研究分担者 |
張江 洋直 稚内北星学園大学, 情報メディア学部, 教授 (60258960)
進藤 雄三 大阪市立大学, 大学院・文学研究科, 教授 (00187569)
鈴木 健之 盛岡大学, 文学部, 准教授 (90310234)
中村 文哉 山口県立大学, 社会福祉学部, 准教授 (90305798)
白鳥 義彦 神戸大学, 人文学研究科, 准教授 (20319213)
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キーワード | パーソンズ理論 / 現代社会学 / トラウマの文化社会学 |
研究概要 |
1.08年6月1日〜8日の間、フランス高等師範大学のイヴ・ヴァンカン教授を招請し、神戸大学にて、ゴッフマン、パーソンズ及び現代社会学に関する講演会を開催し、パーソンズ理論とその展開についての新たな展望を切り開いた。 2.6月21日、イェール大学からJ・アレクサンダー教授を招請し、文化社会学の先端的理論をテーマとした講演会を開催し、パーソンズ理論の再構成に関する新たな展望を得た。 3.6月22日〜27日の間、大韓民国・釜山で開催された国際社会学学会(ISA)・理論部会の中間期会議に参加し、パーソンズ理論の現代的展開の方向としてのメディア理論について報告し、世界の理論社会学者との討論に従い、今後の研究方向についての重要な示唆を得た。 4.7月2日〜6日の間、ブタペズトで開催された国際社会学機構(IIS)の世界大会に参加し、パーソンズを初とした現代社会学とその実践的・経験的調査研究への展開について報告し、世界の第一線の社会学者たちとの対話に基づき研究成果を検討した。 5.9月4日〜10日の間、バルセロナで開催されたISAの中間期世界大会に出席し、パーソンズを初めとした現代社会学理論による経験的事象の分析について報告し、世界の第一線の社会学者たちとの対話に基づき研究成果を検討した。 6.9月4日〜10日の間、香港大学のD・王教授を招聘し、現代社会学と人類学に関する講演会を開催し、パーソンズ理論の機能主義的立場との比較研究にあたった。 7.10月9日〜12日の間、大韓民国・ソウルで開催された第6回東アジア社会学に出席し、パーソンズ理論とアレクサンダーのトラウマ理論との比較・節合を主題とした報告を行ない、アジア社会の歴史的視野からの再検討に従事した。 8.11月11日〜15日の間、香港大学において、パーソンズを初めとした理論社会学による現代的事象の分析について講演し、参加者からのフィードバックを得て今後の展望につないだ。 09年1月19日〜27日の間、パリ国立政治学院および高等師範大学リヨン校において、現社会学理論に関する討議に従事し、ヨーロッパ的視野からの研究成果の再検討にあたった。
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