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2006 年度 実績報告書

市民活動の活性化支援の調査研究:秩序問題的アプローチ

研究課題

研究課題/領域番号 17330122
研究機関関東学院大学

研究代表者

籠谷 和弘  関東学院大学, 法学部, 助教授 (70313351)

研究分担者 今田 高俊  東京工業大学, 大学院社会理工学研究科, 教授 (00107517)
大浦 宏邦  帝京大学, 経済学部, 助教授 (60297116)
三隅 一百  九州大学, 大学院比較社会文化研究院, 助教授 (80190627)
金井 雅之  山形大学, 地域教育文化学部, 助教授 (60333944)
小林 盾  成蹊大学, 文学部, 専任講師 (90407601)
キーワード社会学 / ソーシャル・キャピタル / 地域活性化 / まちづくり / 観光 / 秩序問題
研究概要

本年度は、2007年1月〜2月に長野・山形・群馬・新潟の温泉地を対象にした「温泉地域の現状と取組みについての学術調査」(以下「温泉地調査」)を実施した。4県の66旅館組合(または温泉組合)、および1,549の宿泊施設を対象としている。これは昨年度決定した方針にもとづき、ソーシャル・キャピタルが温泉観光地の活性化にもたらす影響を検証するための調査である。また2007年2月〜3月に、「岩手県暮らしと人間関係についてのアンケート」調査を実施した。これは岩手県の盛岡市・滝沢村・奥州市・遠野市の住民2000名(各地点500名)を対象とした調査である。住民の流動性とソーシャル・キャピタルの関係を検証するための調査である。
本年度は、当初計画では温泉地調査のみを実施する予定であった。しかし研究組織内部での議論を進めた結果、観光地に限定されない一般的な「地域活性化」について、準備的な調査が必要であるという認識にいたった。そこで地域社会にとって重大な変化である住民移動の流動性とソーシャル・キャピタルとの関係の検証に目標を絞り、岩手県調査を企画・実施した。
2006年5月に長野県商工部職員、8月に野沢温泉(長野)の観光関連業者へのインタビュー調査をおこなった。また9月〜11月に調査班メンバーによって銀山温泉(山形)、小野川温泉(山形)、赤倉温泉(山形)、上山温泉(山形)、戸倉上山田温泉(長野)、美ヶ原温泉(長野)の観光関連業者へのインタビュー調査を実施している。その他、2006年4月、6月、7月、8月、11月、12月、2007年1月、2月、3月に会合を開催した。インタビュー調査は、温泉地調査の調査票作成の参考とするために実施した。会合では、温泉地調査と岩手県調査について、調査票作成と調査の実施方法についての検討をおこなった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 多様な社会的動機の基礎理論 : 利他性と平等性の視点から2006

    • 著者名/発表者名
      武藤正義
    • 雑誌名

      理論と方法 21(1)

      ページ: 63-76

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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